今日はこの旅行の中でも一番楽しみにしている場所を訪れるため、早起きし、パパにツアーの参加申し込みをがんばってもらった。
行き先は?というと、Antelope Canyon Tribal Park(アンテロープキャニオン部族公園)。旅行通の方なら一度は聞いたことのある名前かもしれないけど、ゆたママはパパから「ぜひ、ここに行ってみたい」と言われるまで聞いたことがなかった。
パパが教えてくれたサイトで見ると、この世のものとは思えないくらい、奇麗な光の差し込んだ峡谷の写真が載っていたのだけど、National Parkではないので、アリゾナ州の地図にすら、その公園が載っていない。でも、いろいろ調べてみると、ナバホ族と呼ばれるネイティブアメリカンの管轄で、個人で見学することができなくて(ツアーに参加して初めてその理由が分かった)、さらに、その峡谷に太陽の光が差し込む時間も限られているので、希望の時間のツアーは予め予約しておかないといけないくらいの人気のツアーらしい。
当日申し込みで大丈夫?と心配だったけど、どうにか10時からのツアーに参加できることになった。
しかし、このツアー会社に辿りつくまでにいろいろ苦難があったわ〜。ま、詳しいことは後に載せるとして。。
ツアーによってはガイドが普通のアメリカ人だったりするらしいけど、我が家が参加したツアーでは、正真正銘のナバホ族のオジさんがガイドをしてくれた。「I'm Navajo!」と挨拶したのがとても印象的だったなぁ。。
正午ごろ、この峡谷に入るのがベストらしいけど、ツアーが終わる頃には、太陽もかなり上昇してきたので、こんな幻想的な写真が撮れた。いくつか写真を撮ってみたけど、実物は目で見たら峡谷内の縞模様や色なんかは全て同じだったはずなのに、カメラのレンズを通すといろんな色に変化していて、写真を見返してみると本当におもしろい。
この峡谷は鉄砲水によって作り出されてスロットキャニオンと呼ばれる狭い峡谷なのだけど、自然の力だけで、こんなに奇麗な峡谷が出来てしまったなんて。。本当に自然の威力ってすごい!と感動の嵐だった(^ ^)。がんばって早起した甲斐があったわ〜!
そして、ガイドのナバホ族の特徴を捉えたから?かもしれないけど、ツアーの後のランチによったファーストフードではお客さんや、店員にナバホ族の人達が結構いたことに改めて気が付いた。ナバホ族のことなども、後の旅行記に載せるとして。。
ランチ後はホースシューベンドに立ち寄った。
崖にはフェンスもなくとても怖かったけど、頑張ってパパが撮影してくれた。
ホースシューベンドの見学の後は、これまた世界的に有名なモニュメントバレーに向かって車を走らせた。
モニュメントバレーに入るだいぶ手前のアリゾナ州側からも、「これもモニュメントバレーの一つじゃない?」と思われるような岩達を横目にしながら Monument Valley Tribal Parkを目指して走った。
さて、ここもナバホ族管轄の公園なので、アメリカ国内で使える無料パスは使えず、大人2人分(本当は子供の分も必要だったはず)の入場料を払って公園内に入った。
ツアーも1時間半か2時間半のコースがあったけど、既に4時30分を回っていたので、ショートコースの1時間半のツアーに参加することにした。
ツアーではナバホ族のおばちゃんガイドが4WDの車を運転しながらポイントに止って説明をしてくれたのだけど、ここでもハプニングが!
いくつか、ポイントを回っていたなかで、パパの携帯電話の待ち受け画面と同じ写真を撮りたくて撮ったのがこれ。
この写真を撮ったあと、何度もゆたママに携帯の画面とデジカメの画面を見せ比べながら「ほら、同じ写真が撮れただろ〜!」と自慢していたパパ。同じ形だけど、携帯の待ち受けは日没の瞬間なのよね〜。確かに似てるけど、おしいな〜!!
さて、ツアーも無事終えて、ガイドさんの身の上話なんかも聞いてナバホ族の人達も大変なんだなぁ〜、、と思いながらサヨナラした。
さて、夕飯は最寄りの街で食べ、その後はGrand Canyon National Parkに向けてひたすら走った。
パパがおさえた、、という今夜の宿泊先はてっきり公園内のビレッジにある、、とばかり思っていたのに、公園の東口から入り、ビレッジを通り過ぎ、南口を出た直後の街にあるモーテルだった。
Grand Canyonの景色は朝の日の出か夕方の日没が奇麗!という話だったのに、想定外な場所の宿泊先だったので、日の出の写真撮影は諦めた。
でも、宿泊先はけっこう豪華だったので、ゆっくりくつろげたんだけどね。
ということなので、今日はツアー三昧だったのでゆっくり休みましょう。。
自然の力ってすごい!
投稿者: ゆたママ 投稿日時: 2006年8月17日(木) 12:06
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