今日は、3年前、住み慣れた日本を離れて、ここベイエリアに降り立った記念すべき日。
思えば、3年前は、初めての海外への引っ越し作業と子供の運動会の準備と重なって、睡眠時間2時間という日が1週間も続いて、こっちに来てから体を壊したんだよね〜(+ +)。
こっちの医者にかかるにしても、日本語が通じるドクターがいなくて診察も医療用語の訳本を持参して、、という大変な思いをしたんだったわ。
さらに、日本では行方不明になった双子の捜索願いで警察のお世話になったことはあったにしても、このアパートに住んで2日目にしてましんが消防車を呼んでしまうという大騒ぎを起こしたんだよね〜(^ ^;。
おまけに、去年なんて、サマースクールの最中に、あまりにもぴかそが激しくパニックを起こしたもんだから、エイドが手に負えないということで、警察と消防車が駆けつける騒ぎも起こしたんだっけ(> <)。
もう1年ほど、「日本に帰りたい帰りたい!」と毎日のようにカントリーシックにかかってた。だって英語もできないし、文化も違うし。
でも、こっちに来てすぐの頃、いつものように二人が激しくパニックを起こすものだから、見知らぬアメリカ人が「◯×のところに行って相談しなよ。」とか「△□のベビシッターを紹介するから。彼らを預けないと、あなたの体がもたないよ。彼らは自閉症でしょ?」と気軽に声をかけてきてくれたのが本当に救いだった(T T)。
日本だと、「あの子、自閉症かな?」と仮に思ったとしても、なかなか声をかけづらいというのもあるけど、そもそも自閉症の正しい知識を持ってる人って本当に少ないんだもの。
だから、日本に居た時のゆたママは、二人が公共の場でパニックを起こすと、周りから白い目で「あのお母さん、虐待でもしてる?」みたいな感じで見られては、「なんで私だけ?この世で一番不幸な母親」と後ろ向きな考えしかできなかった。
けど、アメリカに来て、普通にやさしく声をかけられて、適切なアドバイスをいただくようになってから、ゆたママの考えも少しずつだけど、前むきに考えられるようになった、、ような気がする。
アメリカに来なかったら、ゆたママはどんどんイヤな母親になっていたかもしれない(> <)。
とここで、3年間を振り返ってみて、子供たちは確実に成長していると思う。
なんてたって、ぴかそのとっさに出る単語は英語だし、ゆたママが発音しても通じない単語をぴかそが発音するとアメリカ人が理解できる、、というのもあるし。知的に重い障害を持ったぴかそでさえも、言葉を理解できてるなんて、本当にスゴい!と思う。
ましんにおいては、友達を意識するようになったこと。人と関わりを持つのが好きになって来たことかな?
日本に居た時は、人が何してようと気にしない。気になるのは機械だけだったから、それからみたら、本当に小さい事だけど大きな進歩だと思う。
そして、ゆたママはどうなの。。。?
恥ずかしいけど、何一つ成長してない。成長どころか後退してる気がする(T T)。
それでもなんとか生きてるから、子供達以上にスローペースで成長してるのかもしれないけど。。
本当はここで今年の目標、、みたいなのを立てるとカッコいいのかもしれないけど、計画倒れになるのも悲しいので、願いを一つ。
家族みな健康に幸せに過ごせますように!