今日は、きちんとしたシッターさんに子供たちの面倒を見てもらうために6時に自宅に来てもらい(それでも15分遅刻した!)、ゆたパパと二人でペットショップボーイズ以来のThe Frayのコンサートに行ってきた。
The Frayと言えば、日本でも知ってる人はいると思うけど、ゆたママははっきり言って、福山以外の曲なんて興味がないので、コンサートが終わるまでは「今日のコンサートもつまんないのだろうな。。」と思っていた。
コンサート会場ではビールでしょ!そして、ゆたパパの運転が確約されていたので、ゆたママも他のお客と同じようにコンサートをつまみにビールを飲むことにした。4時間も屋外に居たら、喉が渇いちゃうもんね〜(^ ^;。
会場を見渡すと、ティーン世代のギャル&付き添いの保護者だらけだった。もしかして、アメリカって、未成年だけのコンサート会場への入場は禁止、、なのかしら??と思ってしまったわ。
7時30分開演で、初めに登場して来たのが、若い女の子のバンドグループ「Iseley」だった。
はっきり言って、アメリカのコンサートって、メインの前に前座のバンドが舞台に立つなんてことは当たり前のことなので、彼女達には申し訳ないが、「だから?」という感想しか抱かなかった。それより早くメインが登場してさっさと終わらせてくれれば早く家に帰れるのに〜、、と思っていた。
Iseleyが終わった後、15分程度の休憩を挟んで、今度は男5人組くらいのバンドが登場してきた。
言っておくけど、私はThe Frayのファンでもなんでもない。ちなみに、このチケットを取ったゆたパパも熱狂的なファンではない。「じゃ、どうしてこのコンサートのチケット取ったのよ?」とゆたパパに訊いたら「毎日、ラジオでこの歌が流れるから一度、生で聴いてみたかったんだ」だってさ。
なので、ゆたパパもThe Frayのメンバーを知らないらしい。
さて、前置きはおいておいて。
今度こそ、The Frayだ!と思ったゆたママは、彼らが登場した途端、ゆたパパに「ね、ね、The Frayが出てきたよ!」と声を掛けたら「マジ?!デジカメで写真撮らなくちゃ!」と大喜びでカメラに彼らのステージの様子を収めていた。
一曲、二曲、、と彼らの演奏は続いた。
なんとなく彼らの様子がおかしいと思いつつも、でもなぜか私達は彼らがThe Frayであるとずっと信じ続けていた。
そして3曲目に入ったところで。。
ゆたパパが「これ、The Frayじゃないよ。だってこの人達の曲調が全く違うし。。」
。。。そう言われればそうだ、確かに。The Frayを楽しみに来てるハズのお客さんはみなおとなしく座っているし、あまりバンドの演奏も集中して聴いてる様子も見られない。アメリカのコンサート客って、みな上品だから、きちんと椅子に座って「総立ち!ノリノリ!!」なんてあり得ないんだな、、、とゆたパパと二人で勝手に解釈していたけど、とんでもない誤解をしてたわ、私たち(^ ^:。。
で、彼らのステージが終わった後、アーティスト名がモニターに出て来たのだけど、どうやら、彼らは「GOMEZ」と言う無名のバンドだったらしい(> <)。
どうりで皆、観客は声援することもなく、一曲終わっても拍手が「パチパチ、、」とまばらだったし、おしゃべりしまくり、果てにはそこらのビーチボールでバレーボール大会(コンサート会場で演出するための巨大なボール転がしなんて言うような素晴らしいものなんかじゃないのよ!)なんかもしちゃってるほど、ナメまくってたわけだ。
いやいや、知らないって恥ずかしいことね〜!!とゆたパパと大笑いしてしまった。こんなに勘違いのコンサートでウケたのはこれが初めてだわ。この件で二人で大騒ぎしてたもんだから、後ろに座っていたアメリカ人客は「うるさいアジア系が盛り上がってるよ!」と勘違いしたに違いない(^ ^;。
そして、GOMESが終わった後,長い休憩時間の後、ようやく本物のThe Frayが登場。も〜、待たせ過ぎ!!
で、お客の反応は?と言うと、もちろん、総立ちでノリノリ。やっぱりおとなしくなんかなれないよね、本当のファンだったら(^ ^)。
で、肝心の彼らのステージはどうだったか?と言うと、ゆたママはいつもラジオでしか聴かないので、あまり上手いと思っていなかったけど、やはり生で聴いても聴けるだけの歌唱力はある、、と認めてあげるわ。もちろん福山の次にね。
でもねぇ。。The Frayの曲って、どれも似たような曲調だし、暗いんだよね。。
こんな暗めの歌ってイマドキのアメリカのティーンにウケるのかしらねぇ??
ま、何はともあれ、勘違いしたけど、シッターさんも無事子供の面倒を見てくださったので、なかなか楽しめたコンサートだったんじゃないかな(^ ^)。