ぴかその新しい学校生活がスタート!

投稿者: ゆたママ 投稿日時: 2005年1月11日(火) 04:27

今日からぴかその新しい学校生活が始まった。
初めての登校なので、いきなりバスには乗せず、ゆたママが今日だけ送迎をした。
できれば今日以前に新しい学校の見学をしておけば良かったけど、時間もなかったので、付き添いと見学を兼ねてクラスの様子を見て来た。
担任の先生は、スペイン系の若い女の先生で、他に4人の先生がいた。
他の生徒達は、たぶんぴかそが一番低学年と思われるほど、大きなお子さんばかり。
中には高校生くらいの大きなお兄ちゃんもいたりして、前の学校のクラスとは雰囲気が全く違っているのだ。
先生も若い先生が多く、これなら、ぴかその素早い逃げ足でも充分追いついて行けるだろう。比べると悪いけど、前の先生達はおばちゃんばかりだったから、一番若い担任の先生でさえも(推定年齢40くらい?)ぴかそについて行けなかったのだ。
そして、マイクという、ぴかそが前の学校で、週に2度1時間半ほど見てもらっていた先生に、今日だけ、初めてクラスで過ごすぴかそのために、ついていてくださった。
だから、ぴかそも「バイバイ=(ママはもう帰っていいよ)」と言うのでお任せして帰ることに。
今日は初めてだから呼び出し来てもいいや〜、くらいに構えていたら、お迎えに行くまで、携帯も鳴らず、ホッと安心できた。
お迎えに行くと、今日のクラスでの過ごした内容や、どんな学習をしたか、それぞれのレベルはどうか?などと細かくログに記されていた。もちろん、夜と朝の様子も親が書くように、、と指示されたけど、こういった物もあるのとないとではずいぶん、違う対応なんだな、、と思った。だって、まだぴかそは自分の様子を誰かに伝えるなんてことはまだできないんだから。それは、このクラス全員に義務付けられているらしい。
まるで、療育センター時代の単独メモ(という名の連絡メモがあった)のような存在だ。同じスクールディストリクトでもかなり違うのね〜!
また、そのクラスを知る友だちによると、「この辺では、ぴかそみたいな子を見る事ができる評判の良いクラス」ということらしい。
今度の学校では、できるだけ長く居られるようになってほしいな。こっちが良いクラスと思うと、だいたい何らかの理由でクラスがなくなってしまうこともないとは言えないからね。
考えてみれば、今までぴかそには、ツライ思いばかりさせていたんだよね。親が決めたわけでもない学校に行って、異国の地でうまく自分を表現できないもどかしさもあっただろう。それによく耐えたと思う。でも、こういった経緯があってもアルファベットが書けるようになったり、数字を数えるようにできたり、、と得るものもたくさんあったことも事実だ。
でも。。先週なんて、ぴかそも「自分はもう、この教室に居られない」と感じとったのか、学校に置いていた、お気に入りの絵本を毎日1冊ずつ持って帰ってきては、「学校に持って行かなくてもいいの?」と聞いても、バックパックに入れる様子みなかったのだ。ぴかそは自分の気持ちをうまく伝えることが出来ない分、教室での自分の立場をよくわかっていたから、そういった行動をとったのだと思うと、なんだか切なくなってしまい、それに気づいてあげられなくてごめんね。。と謝るばかり。
でも、これからは、今までガマンしてきた分を取り戻して、本来の明るいぴかそとして、楽しくクラスで過ごしてほしいな。
でも、人にブロックや本を投げたりしちゃ、ダメよ〜!

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