今日はましんの血液検査を受けるために、クリニックに出かけた。
どうも、アメリカでは、自閉症は食べ物によって、症状を重くしているのではないか?という考えがあって、自閉症をお持ちの友達みんなから、一度、子供に食物アレルギーの検査を受けさせた方がいい、と言われていたからだ。
全てのドクターがそういう考えを持っているわけではないけど、もしかしたら、ゆたママ自身が食物アレルギーがあるから、何らかのアレルギーがもしかしたら、ましんやぴかそにもあるのかも??と思っていろいろと調べてみたところ、保険が利いて(保険の制度は日本と違うので、かかるドクターには注意しないといけないのだ。。)近くのクリニックを探してみた。
クリニックに行っても、その場ですぐに検査をしてもらえるわけではなく、ドクターがオーダー票にオーダー項目をチェックしてくれた後、提携してるラボのリストの中の一つのラボに持って行かなければならないのだ。
このクリニックまではパパも居たし、なんとかなった。。が、問題はその後。
どうしても、今日中(しかも午前中じゃないと、ぴかそが学校から帰ってきてしまう)に検査を終えないとゆたママもこの後のスケジュールに響いてしまうので、なんとしてもラボにましんを連れて行かないと。。
しかし、手渡されたラボのリスト、クリニックの住所と電話番号が書かれているだけで、まったくどこにそのラボがあるのか検討がつかない。
こんな時、クルマにカーナビがると便利なのにぃ〜、、と思いながらも、クルマに積んであった近所マップを広げてみたけど、どう見ても、たくさんある道路のなかから、ポイントとなる道路を探すのは困難だ。
しかし、自宅に帰ってパソコンで検索してる時間もない、、ってことで、いちかばちか、スタンフォードにあるラボに行ってみることにした。どうせ、どこのラボで検査のための血液を採取しても、結局、スタンフォードのラボに持って行かれるんだろうし、、っていうのもあったけど、マップで手軽に探せたのがスタンフォードのラボだったから。スタンフォードのラボはマップの中でもひときわ目立って広い敷地を持っているので、無事辿りつけるか、心配。
しかし、心配していても時間は容赦なく過ぎていくので、とにかくスタンフォードに向けて出発!
、、とフリーウェイを走らせたあと、スタンフォードの病院の集まる敷地に辿り着いたものの、、、はっきり言って、ビルが多すぎて、どのビルが目指す物なのか、ちっとも検討がつかない。だって、エマージェンシーだけも、4階建ての立派なビルだったりするものだから、ラボは一体、どんなビルの片隅にあるのだろう、、と怖じ気づいてしまった。
目指す通りの名前を走れども、いつの間にか、大学のキャンパス?みたいなところに入り込んでしまい、さすがに、こんなところにはラボはないだろう、、と引き返し、さらに、マップとにらめっこしながら、目指す道路に向かった。
なんとなく、このビルかな?ということろで、クルマを止めて、そばを通りかかった人に「あの〜、○○っていう通りはどこですか?」と尋ねると「あ、その道路は向こう側」と指を指して教えてくれた。
ってことは目的地にかなり近いのね??と不安に思いながらもクルマをさらに走らせた。
するとようやく、目指す通りの名前が出てきて、さらに番地を確かめながら走らせて、無事、目的のビルに到着。
いやぁ〜、こんな迷路みたいなところで、たった一度しか人に尋ねただけで、ここまで来れたゆたママは、本当にエラい、、と自分を褒めてしまった。
さて、ここで、今日の目的が終わったわけではない。本番はこの先なのだ。
5階建てのビルの中にある小さなラボをやっと見つけて、検査技師にオーダー票を渡して、いざ、採決の準備を始めた検査技師の様子を見たましん、この先、ただならぬ事態が自分の身にふりかかる、、と理解したのか?急に部屋から逃げ出してしまった。普段、場の空気を読み取るのがめっぽう鈍いクセに、動物の勘が働く、、というのはこのことを言うのだろうか?って思えるくらい、敏感に反応していたましん。
検査技師さんも、お母さん一人じゃとてもじゃないけど、手に負えない、と察知したようで、ヘルプのナースを呼んで
くれた。
そして、ゆたママが検査の椅子に座り、ましんを全身の力を込めて抱え込み、ナースがましんの頭を押さえつけて、暴れるましんの腕に採取のための針を挿入。
なんとかうまく行ったけど、採取しなければならない試験管の数は全部で4本。時間にしたら、たったの3分程度もかからなかったんだろうけど、ゆたママとましんにとっては、とてつもなく長〜く感じた瞬間だった。
ようやく採血が終わり、さよならのあいさつをしてラボの部屋を出たのだけど、あまりにもましんが暴れるので、それを阻止しようと、力を込めて押さえつけたせいか、ゆたママの全身が筋肉痛になってしまった( > < )。なんだか、久しぶりにスキーをまる一日した後のような筋肉痛&疲労感に見舞われてしまったわ。。
で、当のましんは??というと、クルマに戻るころにはすっかり、何事もなかったかのようにさわやか〜に、過ごしていたけど、9歳の男の子の力の強さといったら、想像を超えるものがあったのでびっくり。
そして、どうにかぴかそが帰って来る直前にゆたママも自宅に帰れたので、今日の全ての仕事は終わってしまった。
やれやれ、ほんとうにドキドキ&クタクタの一日だったわ。。
久々の筋肉痛( ; ; )
投稿者: ゆたママ 投稿日時: 2005年10月17日(月) 09:30
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