今日のぴかそはやたらと不機嫌を連発していた。
まずは朝起きて。
月曜の朝は普段の朝に比べて不機嫌の度が増すものだけど、自分が用意できたのに、ましんがトイレでふんばっているもんだからそれが気に喰わなくて「早く出ろ〜!オレはとっくに支度できてんだぞ〜!(←まるでどっかのオヤジだな、これ)」と言わんばかりにイライラしていた。
ましんの用が済み、アパートのエントランスまでやって来たら、ようやく落ちついたぴかそだったので、学校では大丈夫ね、きっと。。と願って、バスを見送った。
ところが。。
ぴかそが学校から帰って来て、連絡帳を見てみたら。。
なんと、ぴかそが授業で糊を使う作業をしていて、ベタベタと貼り付く感じが気に入らないって理由で、いきなり先生の腕を噛んだり、たたいたり、おまけに先生のジャージのシャツまで喰いちぎってしまった、、という内容が書かれていた。先生は腕にアザが出来てしまったとのこと。。
あぁ。。ぴかそったら、学校にまで不機嫌を持ち越してしまったようだ。
しばらくいい感じで教室で過ごせていたのに。
で、先生に謝りのメールを書いてる最中に先生から同じ内容をメールで送られて来てしまった。
でも。。
最後に書かれた言葉を読んでビックリした。
『激しく荒れた後、数分後には自分のやったことを理解したようで、私の腕のアザを見て「hurts, sorry」と言って来ました。帰る前にきちんと言えたので、私は嬉しかったです。』
と先生からのコメントをいただいた。
パニックになってる時って、誰がどうやっても彼の感情をコントロールできないんだけど、一旦落ち着いたら、人が変わったように反省できるようになったなんて。。少しは成長したじゃない。でも、パニックになったからと言って、人をけがさせたりしたらダメなんだよねぇ。。
そして、夕飯中。
久しぶりに牛ステーキを焼いたのだけど、柔らかめに焼いたのに、子供達にとっては少し噛み切りにくかったようで、それが引き金となって、またまたぴかそは大暴れ!
「こんな硬い肉喰えるか〜!!」ってなくらいにね。
で、箸をテーブルに突き刺すわ、肘をテーブルに叩き付けるわ。。でもぴかそはパニックになってるから、痛みが分かんないんだよね。
で、後になって落ち着いてから「痛い、痛い」とか言い出してさっきぶつけた肘をいたわり始めちゃって。。
ぴかそが死ぬ時って、激しくパニックを起こした時に、自傷行為が激しくて痛みが分からないからどんどんエスカレートして行って、、気が付いたら死んでた、、ってことになってそうだよ。
ましんだって、同じ肉を食べてるのに、いちいち怒ったりしてないのにねぇ。。
なんで、一卵性双生児なのにこうも性格が違うんだろう??
さらに。。
お風呂のシャワー中。お湯の温度が微妙に熱い(でも熱くてたまんない!って訳じゃないんだよ)ということでギャーギャー喚いてたし。。
薬だって本当は飲ませたくないけど、なかなか効き目がないから、今は最大量を飲んでて、少しは感情のコントロールだって出来てても良いはずなのに、今日のぴかその様子を観る限り、どうやら、薬は効いてないようだ。
そして、知り合いの自閉症のお子さんが、季節の変わり目に差しかかると激しくパニックを起こすようになる、、と聞いたことがあるんだけど、折しも、ちょうど雨期に入り始めたのよね。
今まで、うちの双子には季節の変わり目なんて関係ない、、と思っていたけど、そういう見方も考えていかないといけないのかな?と思うようになってしまった。
完全に雨期に入るまでまだしばらく時間がかかる訳だけど、ぴかそのこのパニックは早めに減って行って欲しいなぁ。。