ゆたママのアパートの目の前に老人ホームがあるのだけど、そこから、毎日プールに来ては、筋肉を鍛えていらっしゃるお婆さまがいるのだけど。。
彼女に初めてプールで会った時、子供のことで何か注意されたことがあったので、子供が居る時に、彼女に会う時は、なるべく迷惑をかけないようにして来たし、大変失礼だけど、見た目もちょっと怖かったのよね。
で、今日はとても暑くて、ましんが「プール、プール(プールに行きたい!)」とうるさかったので、誰もいないだろう、と思ってプールに行ったら、あのお婆さまが先に入っていて、いつものように筋肉を鍛えていた。
ましんやぴかそは、先に誰かが入っていると、大喜びでプールに入って行くので、連れて来た甲斐があった、、と喜んだのもつかの間、お婆さまの筋トレの邪魔をしてみたり、彼女が使っていた発砲スチロールで出来た鉄アレイみたいなのをぴかそが触って遊んでいた。
ヤバい!彼女に怒られてしまうではないか!
と思って、ぴかそに「それ、離して!勝手に触っちゃダメだよ!」と叱ってしまった。
だって、たいていは、子供達が勝手に触ってはゆたママ怒られるパターンなんだもの。
で、彼女がプールから上がって来て、ゆたママの所にやって来た。あぁ、やっぱり叱られるんだ、「ちゃんと子供を見てなきゃダメよ」って。。
と思ってビビっていたら。。
なんと彼女はこんな事を言って来た。
「あなたの子供達は上手に泳げるのねぇ。彼らは、自閉症でしょ?
私の13歳になる孫息子も自閉症なのよ。親がちゃんと愛情を持って育ててあげれば、自閉症だって伸びるのよ。
あなたはちゃんとやってるわよね」と言ってくださったのだ。。(; ;)。。
あぁ。。ゆたママは今まで、このお婆さまのことをすごく誤解していた。
彼女がもしかして、初めてゆたママにかけた言葉というのは彼らのしでかしたことを叱っていたのではなく、別の意味があったのかもしれないと、今になって気が付いた。
でも、あの時何を言われたのか、全然思い出せない。
さすが、孫に自閉症がいるとあって、彼らを見ただけで自閉症だと分かってくれたので、とても嬉しかった。
この年齢の方だと、アメリカと言えども、自閉症のことを理解してる人は少ないからね。
そして。。
今まで、見た目で人を判断していたことにすごく反省してしまった。
でも、今回の件で、このお婆さまと、またプールで会ったら、今度は笑顔で挨拶できる気がするな、きっと(^ ^)。