Northstra at Tahoe スキー場に向けて出発&午後のスキー

投稿者: ゆたママ 投稿日時: 2005年1月1日(土) 08:00
Northstra at Tahoe スキー場に向けて出発&午後のスキー

モーテルを出発 ( AM6:30)→インターステイト80号で雪道の最悪の道路コンディションでスリップしてしまう(> <)→Northstar at Tahoeスキー場に到着、滑る(PM12:30~PM5:20)→Sacuramentoのモーテルに宿泊(PM10:00)

今回はデジカメのメモリを忘れたので、道中のハプニングやスキー場の感想などを中心にレポートします。
まず、Sacramentoのモーテルを出発し、インターステイト80号をLake Tahoeに向けて東方面をひたすら走っていた。お天気はSacuramentoを出た時の早朝からずっと雨。きっとこれじゃ、スキー場も雪だね~、、な んて話してたら、周りにはうっすらと雪景色。そろそろチェーン、付けないとね。
ってことで、チェーンインストレーションという日本でいう「チェーン脱着所」の路肩にクルマを止めて、チェーンの装着に取りかかろうとした。
すると、何やら、バンから男性が降りて来て、「チェーン、取り付けようか?」と聞いてきた。よく見ると、そのおじさんは、ボランティアでもなんでもなく、チェーン取り付け$20、取り外し$5という看板をクルマに掲げていて、チェーンの装着に慣れていない人のために代行する、、というお仕事をする人だった。
周りを見れば、そういった職業の人がちらほら。日本ではみたことがない光景(もしかしたら、北海道とかではあるのかな??)で、こんなシーンを写真に収めればいいのに~!とここでも悔しがっていた。
で、肝心のチェーンの装着。。ここでも、説明書を自宅に忘れてしまい、パパが不安にかられながらも、どうにか装着完了。でも、本当にこれで、いのか不安な ので、聞くだけなら、、と思い、そのチェーン装着のおじさんに、「このチェーン付けるの初めてなの。これでいい?」と聞いてみたら、「合ってる」と返事 が。本当にこれでいいんだよね?
じゃ、出発!
そして、チェーンを付けてしばらく走りだすと、どんどん道のコンディションが悪くなる一方で、さらに、時には、チェーンの装着を確認するゲートを通らなければならず、かなりの渋滞になっていた。でも、怖いからスピードは出さないでゆっくり走行を心がけていた。
しばらく走った後、チェーンの具合を確かめるために、チェーンインストレーターの路肩に止めようと車線変更し、止めようとしたその時!雪の轍にタイヤがとられてしまい、クルマのハンドルはもはや、コントロールできない状態に!!
一番外側の車線を走ってたにもかかわらず、クルマはツルーン!!と滑って、あっと言う間に中央分離帯に激突!!!
しかも、進行方向とは逆向きに止まってしまったのだ。助手席に座っていたゆたママ、その瞬間、隣を走っていた運転手の超ビックリした顔は今でも忘れられないほどの驚きようだった。あぁ~、怖かった。
しかも、そんな怖い思いをしてるにもかかわらず、後ろに座っていたましん&ぴかそは、今までにないクルマの動きをしたのがよほど面白かったのか「ギャハハ~!」って喜んでいるし(- -;。
もう、こっちは死んじゃうかと思ったんだから!
そんな怖いを思いをしたけど、たまたま側を通りかかるクルマがいなくて、事故にならなくて、これこそ、不幸中の幸い、、といったところだった。
で、すぐに降りて、クルマがどうなってるかを確かめてみると、分離帯にぶつかったものの、雪がクッションになっていたので、無傷だった。
が、そのクッションが、あだになって、タイヤが進めないようになってしまっていた。懸命にその雪から脱出しようと、手で雪かきをするが一行に脱出できる見込みなし、、といったところ。
涙目で、次々にゆたママ家のクルマを追い越すクルマに助けを求めていたけど、誰も助けてくれない。。このままスキー場に辿りつけず、このまま、道路に放置されたままなのかなぁ??と悩んでいたところ、とっても親切なアメリカ人がスコップを持って助けにきてくれたのだ。
最初は、さっきのチェーンの取り付け人みたいな、お仕事をしてる人たちかと思っていたけど、このさい、いくらでも払ってあげるから、助けて~!て感じだった。
そして、もう一台のクルマで、牽引してもらい、どうにか脱出成功。
で、その助けてくれた人に、「お礼をしたいので、住所と連絡先教えてほしい」と言うと、「礼なんて、いいんだよ。それより、助けてもらったこの感謝の気持ちを他の誰かが困っていたら返してあげればいいんだよ」と言って去って行った。超かっこいい!カッコよすぎるよ、この人たち。本当に助けてくださってありがとう!!涙が出るほどありがたかったよ。
で、そんなこんなで、より慎重に運転して、スキー場に辿りついたのが、11時。
そして、更衣室というものがなく、仕方ないので、クルマの中で着替えたりして、ゆたママのスノーブレードとブーツを借りるためにレンタルショップへ。
レンタルショップのある、Northatar Villageには、レストランやウエアショップ、などいくつかのモールがあり、イメージ的には、ARAI MOUNTAIN&SPAのような雰囲気。白人さんがいるだけで、とっても絵になるわ~!とちょっと感激!
そ して、到着したレンタルショップ。借り方が分からないのでスタッフのおじさんに「ここに来たのは初めてなので、借り方がわからない。それに、サ イズもインチとかパウンドで計算できない。」と伝えると、「あそこにパソコンがあるから、必要事項を入力してね。サイズはCMやKgで表示されるから大丈 夫!」と教えてもらい、パソコンへ向かった。
ここ数年、レンタルしていなかったので、日本のシステムがどのようになっているかは、わからない けど、ここでは、まず、パソコンに自分のデータ を入力する。身長や体重、レベルなど。レベルに合わせた板を自動計算してくれるのだ。そして、プリントアウトされた紙を持って支払いを済ませる。そのと き、一緒にリフトチケットも購入できるので、チケット売り場に並ばなくてもいいのだ。
次にブーツ選び。ブーツも係のお兄ちゃんが履かせてくれる。そして、サイズは合っていたら、そのまま板を借りることができるのだ。
最後にゲレンデに出る前に、同意書にサインをして、準備完
了。

子供のリフト半日券。とりあえず、1月1日の記念に写真に撮っておきました。
しかし、このときすでに12時30分を回っていて、お腹が空いてきたので、スターターゴンドラに乗ってゆたママとぴかそが先にお昼を食べて、ましんとパパがリフト1本滑ってきた。
やっと戻ってきたパパ達と入れ替わりに、ゆたママとぴかそが短めのリフトに乗った。数分すると、下のほうで、キッズパークらしき広場が見えてきて、スノーチュービングを楽しむ様子が見られた。
日本のキッズパークだと、入場料を要するところは、ベルトコンベアのようなリフトが設置されているが、無料のところは、自力でチューブを持ち上げていかなければならない。ここのはどうなんだろう?パンフのどこにも、キッズパークの案内は書いてなかったけど、チューブは、ロープにつながれた状態で、リフトアップされていた。きっと無料ってことはあり得ないんだろうな。。
こんなのも写真に取りたかった~!!と思いながら、もうすぐリフト降り場だ。日本だと「間もなく終点です。バーをお上げください。」というアナウンスが流れるが、ここでは何のアナウンスがない!もし、ぼーっとしてたら、大変だよ~!と思いながら、なんとか無事到着。
さっ そく、ゲレンデをよく見渡してみると、カリフォルニアという土地がらなのか?すごく上手!って思えるスキーヤーや、ボーダーをみかけない (ま、人のこと言えないけど)。。。というか、みんなリフトから上手に降りられなくて、転んでばかり。。だから、リフトもしばしば止まっていた。
さらに、吹雪だっていうのに、ジーパン姿のおじさんとかもいてびっくり!
人種差別するつもりは全くないけど、白人さんが、スキーウェア来てるととてもサマになるけど、インド人がウェアきてるとすご~く違和感あり。。
そ して、ぴかそのボードの装着も完了したので、滑ってみるか!ってことで、まずは超なだらかなコースを滑ろうとしていたら、中国系のグループがそ んな緩斜面の前で、怖じ気づいていて、進む様子がない。ちょっとジャマなんですけど~、、と思いながら、そのグループの合間を縫ってぴかそと滑り降りて行 くと、後方から、「わぁ~お!」という声が聞こえてきた。それを聞いてゆたママはちょっと鼻高々!(^く^)v。
ぴかそも、シーズン初めての滑りとは思えないほど、自分でスピードをコントロールできて、滑ることができたようだ。
ここまで、来るのが本当に大変だったけど、この瞬間の気持ち良さ、たまりませんね~!
そして、あっと言う間に滑り降りてしまったので、もう1本リフトに乗る事に。
さすがに2本目を滑ってくるとぴかそは疲れたようで、ボードをはずして欲しかったようで「サンダル!サンダル!!」と叫んでいた。う~ん。。確かにバインディングの部分、ちょっと見はサンダルに見えるけど、それ、サンダルじゃないのよ(^ ^;。
もうそろそろ、パパ達もお昼を食べ終えたころ、、と思って、一緒に滑ることに。
せっかくきたんだから、頂上まで行ってみよう!ってことで、リフト2本を乗り継いで頂上まで、登ってきた。しかし、吹雪の中、気温はとっても寒く、あまりの寒さにましんがリフトに乗りながら、大泣き!
この泣き声はしっかりと周囲に聞かれてしまっていた。。虐待してる、、なんて思われたら嫌だなぁ~。
そして、頂上について、いきなり上級コースはかわいそうなので、迂回コースを滑ることに。しかし、そのコースの長さといったら半端でない!
進めども進めども、まだまだコースが続く。。。相当疲れて、もう、だいぶ下のほうに降りてきたかな?とコースを確認するも、まだ半分も降りてない。。レン タルは5時に返さなきゃいけないのに、こんなんで間に合うのか?と不安になりながらも、全員疲れはてながら、どうにか降りてこられた。。
半日券を購入したのに、たったゴンドラ&リフトを5回しか乗ってないのはもったいなさすぎ!
しかし、このLake Tahoe周辺のスキー場には、日本のような回数券が存在しいないのだから仕方ない。。このスキー場は、規模は中くらいであるけど、滑った感想。「とても広い!」の一言だ。
下の方で、Villageの灯りが見えてくると少し安心。でも、ゆたママ達が一番最後かと思うと、どこからか、みな続々と滑り降りてくる。それも、ましんたちよりもずっと小さな子までも滑ってくるし。。みんなどこ滑ってたの?と聞きたいくらい。
で、ゆたママが板を返してる時に、ましんの泣き声を聞いたおばちゃんが、パパに「さっき、この子、泣いてたでしょ?」と話しかけられたそうだ。パパが「この子、自閉症で、寒くて泣いちゃったんだよ」と説明してたら、「そうなんだ~」と妙に納得していた。すると通りがかりのお兄ちゃんが「僕にも自閉症の兄がいるよ~。」と会話に入り込んできて、自閉症談義に花が咲いたそう。日本じゃ、こんな光景、「見られないよね~。
で、 レンタルショップを出ようとしたら、更衣室がないかっらって、ブーツの履き替える場所で、良い年したお姉ちゃん達が、男性の目の前で、平気で ウエアから普段着に着替えているし(@ @)!この寒さで恥じらいも吹っ飛んでしまったのかしら~?と思いながらも、アメリカだからいいのかな?と思ってしまった。
そんなこんなで、無事ケガもなくクルマに戻れて朝泊まった宿の近くまで、出発。ここまで来たのはいいが、帰りも怖い。
だって、朝、スピンした道をまた通らなければならないんだもの。どうか、帰り道はスピンしないで、無事に帰れますように!
ス キー場から、インターステイト80号まで、どうにか進めたものの、80号に乗ったら、ものすごい渋滞!なぜなら、道路状態が朝よりももっとひど くなっていて、ところどころ、スリップして進めなくなっているクルマや、スピンして路肩に止まっているクルマたちがたっくさん!。
さらに、大型トレーラーなど、スピードを出せずに時速30マイル以下で進むし、急な坂道があったりで、ひどい渋滞だった。
そんな時、またもや、2、3度くらい、軽くスピンしたゆたママ家のクルマ。朝ほどひどくはならなかったものの、3時間もの雪道の運転、パパ、大変お疲れさまでした~。
どうにか宿に着いて、死んだように眠りついたゆたママファミリーでした。
今日は、たった半日しか滑ってなかったけど、様々なアクシデントに見舞われたので、ものすごーく、疲れた。。お休み~。。。


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