ようこそ！ゆたママのお部屋へ

今回もシッターさん（ロイという黒人男性）に我が家に来てもらい、子供達を置いてゆたパパと二人でMountain Wineryという、ワイナリーでありながらコンサートボウル（ホールと言わないらしい）を併せ持つ会場に、スムーズジャズのジャンルに分類されるサックス奏者、Dave Kozのコンサートに行って来た。
サックス奏者と言えば、ケニーGが有名だけど、彼とはまた違った演奏の仕方でファンを魅了しているらしい。
今回はステージに誰かが登場してもDave Kozと間違えないわよ〜。だってサックス奏者は彼以外にいないんだもの。
ワイナリーと言うことで、ワインを飲みながらジャズのコンサートだなんて、ちょっと洒落てるじゃない？ということで、ワインをオーダーすることにした。
グラスにしようかボトルにしようか悩んだんだけど、思い切ってボトルを頼んだら、巨大なカップを手渡して来た。こんなに大きいとビールかと思うじゃん。
で、ボトルとカップを持って、席に着こうとしたら、スタッフに「ボトルは持ち込んじゃダメ」と言われてガッカリ。。
飲むんだったら、そこのピクニックエリアでね、と言われ、席で飲めないなら返品してグラスのに替えてもらおうか、、と買ったブースに戻しに行ったら「返品できません」と言われてしまった。ガ〜〜ン！これ$32もしたんだよ！！
と、ここでゆたパパが提案して来た。「このカップに入りきらないから、残ったボトルを冷蔵庫で保存してもらえるか？」と訊いたらあっさりOKをくれた。名前と電話番号を伝えて、ワイン入り巨大カップを持ち込んで着席することが出来た。さすがゆたパパ、良くそんな事を思いついたもんだわ (^ ^;。
席に着いて会場の客層をみてみると。。
前から１１番目ということで、決して後ろの方ではないも関わらず、円形◯毛症のお客さんの多いことといったら。。
この間のThe Frayの客層とは全く違うので、こういうジャズを聴く人はやはり大人なんだなぁ、、と思った。
[inline:P1030798.jpg]
そして、開始時刻より少し遅めに登場してきたDave Koz。日本人で言うと、顔は羽賀研二、、みたいだけど、ソプラノサックスを演奏しながらも、右手が空いた瞬間に踊ってみたり、、となかなかのファンサービスぶりだった。演奏もプロというだけあってなかなかのもんじゃない〜 (^ ^)。
ところで。。
彼のバックでバンド演奏していたベースの人なんだけど。。
なんかねぇ、家に今来てもらっているロイにそっくりさんなんだよね。黒人だし、ヒョロっとしてるし。
それをゆたパパに話したら「オレも、あそこに立ってるのがロイかと思ったよ」とか言い出す始末。そんな訳ナイナイ！！
さて、第一部は彼のオリジナルの新曲＆ラジオで良く曲目を演奏して、休憩時間を挟んで第二部が始まった。
このステージでは、映画のテーマソングを中心に演奏してくれたのだけど、なんと、ステージから降りて、本当に１mくらいの距離まで彼が歩いて来た。
[inline:P1030844.jpg]
普通だったら、お客が彼に触ったりするものだけど、大人なお客なので、みんな上品に彼の演奏を聴いていた。そう言えば、ここのワイナリーに来るお客さんて上品な人が多かったんだっけ！
ここではMoon RiverやThe Pink Panther、007のテーマソングなど、有名な曲を演奏してくれた。
Dave Kozを良く知らなくても、知ってる曲を演奏してくれるから、これでかなり親しみがわいたわ〜。
第二部が終了した後，お約束のアンコールコールがかかり、そこではいろいろなバンドのコピーを演奏してくれた。
中でも、I'll be thereでセッションした男性ボーカリストの歌声が素晴らしくて、聞き惚れてしまったほど。
さて、コンサートも終わり、キープしてもらったワインを取りにブースに向かったら、買った時に相手をしてくれたバイトの兄ちゃんは既にいなくなっていたので、SVに事情を話してワインを冷蔵庫から出してもらうようお願いしたのだけれど。。。
印を付けたはずのワインが見つからない。飲みかけだからすぐに見つかると思うのだけど。。
待つ事数分。$32もしたし、3分の２しか飲んでないからもったいないので、もう少し待つことにした。
すると。。SVが「見つからないので、これをお持ち帰りください」と未開封のワイン（しかも冷えてる！）をくれたのだった！
[inline:P1030880.jpg]
ラッキー！！このワイン、おいしかったのよね。ちょっと待っただけで$32のワインが手に入るとは思ってもいなかったわ
ということで、想定外のおみやげを持ってスムーズジャズの余韻に浸りながら家路に向かった。
それにしても、久しぶりに生の楽器演奏を聴いたわ。中学、高校生の頃は、ジャンルが違っていたけどブラバンに所属していて毎日のように楽器に触れていたのにね。
久しぶりにブラバンの頃を思い出してしまったわ。