今日は、ぴかその血液検査のため、ゆたパパと二人でラボに連れて行った。
先週、ぴかそのドクター診察の後、検査依頼用紙を渡されて「しばらく血液検査してなかったから検査してみましょう」とのことで。
日本だと診察の後、検査が必要だったら、その場ですぐにしてもらえるものだけど、アメリカだと完全に医療の分業化が進んでいるので、自分の専門外だと自分で新たに時間を取って、違う場所に出向いて検査を受けなければならない。
かなり面倒なシステムなのに、みな黙ってこれに従っているなんて、アメリカに住む病人ってエラいと思うよ、ホント。
もし、このドクターが血液検査くらいその場でチャッチャッと済ませてくれれば、ぴかそだってあまり神経質にならないで、検査を受けさせてくれたかもしれないのに。
先週の診察では、午前中にゆたパパに時間を取ってもらっての受診だったので、その後にラボに行く余裕がなかったので、今日に仕切り直しとなってしまったわけだけど。。
今日行ったラボは2年前にも一度、ぴかそを連れて行って検査をしてもらったことがあったのだけど、何せ2年ぶりなので、検査室に呼ばれてから血液採取までやたらと待たされることをすっかり忘れてしまっていたゆたママ(^ ^;。
ゆたママ達がラボに着いて、ぴかその名前が呼ばれるまで、ぴかそはご機嫌だった。この後、自分の身に何が起こるかなんて想像できてないから。でもちゃんと「手にチックンするからね。痛くないからね。すぐに終わるからね」と言い聞かせていたし、その時もぴかそは自分の腕に自分で注射を刺すマネをして「痛くない、痛くない」と言っていたので、今日は珍しくお兄ちゃんぶりを発揮できるかな?!と期待していたのだけれど。。
ぴかその名前が呼ばれて、一番奥の子供部屋に通されて、ぴかそは椅子におとなしく座っていた。
技師さんの手際が悪いのか?ぴかそが椅子に座ってから、検査用のキットを並べ始めたもんだから、ぴかその顔は「何?何されるのボク、これから??」とみるみるうちに不安一色に変わって行った。
そう言えば、ここのラボの技師さんて、手際が悪かったんだっけ。。ここで思い出したよ。
なんで、待ち合い室で待ってる時に思い出してあげられなかったんだろう。もし、事前に一言「全て用意が整ってじゃら呼んでください」とスタッフに言っておけば、ぴかそのドキドキは少なくともほんの少しで済んだはずだったのに。ごめんよ〜、至らぬ母親で(> <)。
椅子に座っていたぴかそは腕をまくられて、ゴムで腕を縛られた後、何が起こるのか想像できたらしく、いきなり「エ〜ン!」とウソ泣きを始めた。ウソ泣きしたって、ここから逃げられないのよ。
だいたい、どこでそんな演技を覚えたんだろう?これって、覚えるというよりも反射神経から出たウソ泣きなのかな?と思いながら、暴れるぴかそをゆたパパに押さえつけてもらって、「すぐ終わるから。」と言うゆたママの声など聞かずに他のスタッフの応援を呼んでぴかその血液採取にようやく成功した。ホッ。
でもね、血液採取に時間がやたらとかかったこと。この人、本当にプロ?と疑いたくなってしまったわよ。もし、ゆたママがあんなに長い時間、針を刺されっぱなしにされたら、フラフラして歩けないかもね、採取後は。
採取が終わった後はしばらくリアル涙を流していたぴかそ。ウソ泣きは良くなかったけど、ガマンできてエラかったよ。
11歳で、この力が出るなんて。。もし、再来年にまた血液検査する、、なんて言われたら、ゆたパパの他に力のあるアメリカ人男性に手伝ってもらわないと、採取できないんじゃないかな?
その前に、ぴかそにはもう少し聞き分けが良くなって欲しいけど、それは永遠のテーマになりそうだわ(^ ^;。