ぴかその学校でBack to School Night(いわゆる学級懇談会?)が夕方にあった。共働きの家庭が多いからこういう親が出向くイベントってどうしても夜に行われるんだよね、アメリカって。
ゆたパパに子供を家で見てもらうために早めに帰って来るようお願いしたのだけど、仕事の都合で遅くなってしまい、開始時刻の6:30p.mを過ぎてのクラス到着になってしまった。
きっと、もう始まっているに違いないだろう、、と恐る恐る教室に入ってみると先生しかいなかった。「こんばんは〜(ここでいいの?)」ときょどりながら入って行くと、先生が「あなたはon timeで来られたわね。どうぞ、好きなところに座って他の父兄が来るのを待っていてくださいね」と言ってきたので、ぴかその椅子に座って待つ事にした。
待っている間、クラスメイトにはどんな子がいるのか知りたくて、黒板を眺めていたら。。
なんと、6人クラスで女子が四人、男子二人の珍しくも女子の多いクラス構成となっているではないか!
これはもしかして、ハーレム状態?いやまてよ、ハーレム、、と嫌われ者は紙一重だし。あまりにもクラスでギャーギャー喚いて女子生徒から嫌われてしまったら大変なことになるだろうな。。と母は心配だったわ〜。
さて、そんな思いでボーッとしてたら、誰かのお父さんがやって来た。Sちゃんのお父さんらしい。続いて、Aちゃんのご両親がやって来た。
時間になったので、クラスでの一日の流れと課外活動についてや、この一年のおよその予定など先生から早口の英語でまくしたてられ、聞くので精一杯だったゆたママ(^ ^;。先生、もうちょっとゆっくりしゃべってください〜。
と、ここへ校長先生が挨拶にやって来た。
「私がこの学校の校長です」と言わなかったら、ただのやたら明るいオバさまにしか見えなかったわ〜。ぴかその前の小学校の時もそうだったけど、女性の校長先生って多いのね。
で、いろいろな説明の中で興味を惹いたのが、簡単な文房具をクラスで製作した物(例えばファンシーペンと呼ばれる、ボールペンにかわいらしく花やリボンを巻き付けたペン>どこでもこれを良く見かける、や、お花の形をしたクリップスタンド)をクリスマス前やバレンタインデー、スプリングデーのイベントの時に体育館でクラスメイトで販売するのだそう。
作り方はとても簡単だけど、デザインがカワイイということで、毎年完売するほどの人気なんだそう。
お客さんは、もちろん同じ学校の生徒さん。
そうして得たお金は、クラス内で使う備品や課外活動で使う交通費としてまかなわれるのだそう。
日本でも、そういう活動ってあるのかな?
お金の計算の出来る子はもちろんキャッシャーを担当するんだそう。
なかなか社会に役立つ学習ができていいじゃない!
で、今作っているというクリップスタンドを見せてもらったけど、なかなか可愛く出来てるので、生徒でないゆたママが欲しいくらいだったわ(^ ^)。
そして、一通り説明が終わった後、サヨナラをして急いで家に戻ったのだけれど。。
中学に入ったのだから、もっとアカデミックな事に専念するのかと思ったけど、なかなか社会的スキルを磨くことの活動が多そうなので、この内容ならぴかそもムリなく学校生活を楽しめるかもしれないと思った。
ただ、ゆたパパは今日のこの懇談会に参加してないので、もしこの内容を知ったらちょっと不満に思うかもしれない。。
これは私の意見なんだけど、重度の知的障害を伴う自閉症児って、難しい勉強をいくら覚えたからと言っても、一人立ちできるような事を身に付けていかないと大人なった時に本当に困ると思うんだよね、と。
なので、ぴかそはここのクラスに入れてもらえて本当にラッキーだと思う。
来月は年に一度の個別面談が予定されているので、その前に、普段の教室内でのぴかその様子を見学させてもらおうと思っているわ(^ ^)。
Back to School Night
投稿者: ゆたママ 投稿日時: 2007年8月30日(木) 08:54
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