ビックリな出来事、父と過ごした最後の夜

投稿者: ゆたママ 投稿日時: 2007年10月2日(火) 09:20

父の訃報に関する だいありーはまだまだ続きます。
もう読みたくない、という方はどうぞスルーしてくださいね。

今日の午後、6時から父の通夜が始まります。
通夜出棺までに、父の棺に入れる品物を母と用意していた時のこと。
何を入れようか?と悩んでいたところ、父の愛用していた帽子、セーター、シャツ、靴、鞄などを入れることにしました。
鞄を入れる時に中身をチェックしていたら、父の手帳が出て来ました。
中身をチラッと見てみたら。。
ものすごくビックリした。なぜなら、ゆたママの手帳を見てるようだったから。
ゆたママは父の手帳なんか見たことがないし、父だってゆたママの手帳を見たことがないはずなのに、字こそ違えども、書いてある内容だとか、その日のちょっとした感想などが書かれていたのを見て、あまりにもそっくりだったので、本当にビックリしてしまった。
ゆたママって、顔だけじゃなくてこんなところにも父に似ているんだな、、と嬉しくなってしまった。いやいや、ホント、ビックリしたよ。

そして、時間になり、父がいよいよ、住み慣れた我が家を離れる時がやってまいりました。でも、まだ父とは今晩一緒に居られます。

さて、通夜が滞りなく始まりました。
父は友達が少ない方でしたが、弔問に訪れたお客さんの数は想像をはるかに超えるほどでした。こんなところで、父の人徳が表れたのでビックリしました。
弔問に訪れたお客の中にゆたママの高校時代の友人も何人か来てくださいました。
中には5、6年ぶりに顔を見た友人が居たのですが、彼女(Tさん)とはこの場で会話をすることができませんでした。
Tさんが、義兄を通してゆたママに名刺を渡してくれたのですが、その名刺には住所が神戸とあったので、「わざわざ神戸からゆたママの父の通夜のために群馬までやってきたのかな?」と思ったら、なんだか申し訳ないな、と思っていたのですが。。
その後、Tさんと電話する機会があって、訳を聞いたら、なんと!
彼女の前の職場が岐阜だったのですが、ちょうど、転職するということで、神戸に住所を移す前にたまたま実家にその日だけ寄っていたのだとか。。それで、友達から父の訃報を聞いて駆けつけてくれたのだとか。。
こんな偶然ってあるんだ〜!と思ったら本当にビックリでした。これも父がゆたママたちを引き会わせてくれたのかもしれません。

また、通夜というと、ましんやぴかそには退屈でしかないから、きっと最中には一度でも騒ぐかな、、と心配していたのですが、なんと、ぴかそにおいては、きちんと焼香をみんなと同じようにできたのでビックリでした。

4年前にゆたママの祖父が亡くなった時に、お葬式では途中で飽きてしまって焼香どころではなかった二人が、こんなにも立派に通夜の席に座れていたのは成長したのはもちろん、本当に二人は自閉症なの?と疑いたくなってしまうくらい、本当にお利口さんだったのでビックリしました。

こんないくつかの不思議な体験の中で、無事、通夜を終えました。

子供はパパに任せて、父の眠る隣で母とゆたママたち娘3人、母の妹、、の4人で葬儀場に宿泊することになりました。

妹達は怖い怖い、、と言ってたのだけど、父と過ごす夜が今夜が最後だと思うと怖いという気持ちよりも、寝てしまうのがもったいなくて、ずっとそばにいてあげたくて、結局3時前まで女4人で思い出話に花が咲きっぱなしでした。

きっと父もゆたママたちが悲しまないで笑い話で父のそばで過ごすことができて嬉しかったと信じてます。

明日はいよいよ、本当にお別れの時です。どうか、子供達が今日のようにお利口さんで父にお別れできることを望みます。

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