一昨日の夜、突然ましんの学校の先生から電話がかかって来た。
「ぴかそ君は、いつ、こちらのクラスに見学に来られるのですか?」と。
いきなりそんなこと言われても、ゆたママには「??」だったので、改めてゆたパパに話をしてもらうことにした。
ゆたパパから電話がかかって来て、「どうやら、ぴかそは、新年度からましんと同じ学校に行く事になっていて、クラスの名簿にも名前が載っているとのこと。だけど、いざ学校が始まっても、ぴかそが学校に来ないので、先生が心配して電話をよこしたそうだ」と言うではないか!!
ちょっと待って!
確かに、ましんとぴかそは、今、別々の学校に行っていて、おまけに、管轄学区が違うけど、もし、ぴかその学校が別の学校に移ることになったら、正式な文書で知らせて来る筈だし、それなのに、ぴかその学校は、今まで通り普通に通っているけど、ぴかその担任の先生だって、何も言ってこないし。
これって、一体どうなってるの?!
訳分からない。
仕方がないので、ぴかその学校区の教育委員会にこのことを確かめに行ってきた。
すると、確かにぴかそは去年と同じ学校に在籍しているので、何の問題がないと言う。
じゃ、なんでましんの学校の先生が騒いでいるのか?
どうやら、ぴかその去年のIEP(個人教育プログラム)ミーティングの時に、スタッフがちらっと「ぴかそは、ましんの学校に行った方が良いのでは?」という話が持ち上がったらしいけど、その時はさほど気にしていなかったゆたママたち。
その後、何らかのアクションがあれば、こっちだってそれなりに心構えをして、手続だってするハズなのに、それ以来何の連絡も来ないので、こっちは、ぴかそが今まで通りの学校に通える、と思うじゃない?
なのに、ましんの学校区では、こちらの知らない間に、どんどん手続を済ませてしまったらしく、新学期から、ぴかそはましんの学校に通うことになっていたらしい。
そう言えば、「アレ?」と思う出来事が、この夏休みにあった。
バス会社から電話があったのだけど、「ぴかそが、新年度からましんの学校に行くとの指示が出てるけど、これって、ましんの名前と間違えたのよね?」という内容だったので、私は教育委員会から何もぴかその学校が変わったことなんて一切知らされてなかったので、どうせ双子の名前間違いだろうと思って「あ、間違いです、それ」と、話を終わらせてしまったことがあったのよね。
でも、今思えば、あの時、ましんの学校区は、ぴかそのバスの手配まで済ませていたのに、どういう訳か?ぴかその学校区からは、名前が削除されていなかったということになる。
なんとも、双方、いやゆたママ達にも連携が取れていないということが露になったわけなのよねぇ。
それじゃ、ぴかそは一体、どっちの学校に行くべきなのか?という問題があるけど、別の学校区に移るためには、ゆたママ達のサインが必要だし、その前に会議を開かないといけないので、それまではしらばく今まで通っていた学校に通うことになったのだけれど。。
それにしても、義務教育なのにこのいい加減さ。ビックリを通り越して呆れた、としか言いようがないんだけど??
で、想像してしまったよ。
もし、本当にぴかそがましんと同じ学校に通うことになったら。。
ゆたママはグッとラクになるかもしれない。休みだって一緒だし、バスだって同じ時刻だし。
だけど。。二人にとって、それは、本当に幸せなのか?と。
ぴかそが、ましんのクラスで過ごすには、あまりにもレベルが低すぎるので、もったいない気がするし、ましんだって、怖いぴかそから離れられてノビノビと楽しくやってるところに、ぴかそが学校までも一緒だと、ましんのあの明るさがなくなってしまうのではないか?と。
そして、慣れるまで、先生達はしばらく混乱するのではないか?と。
とにかく、今は、ぴかその教育の責任者が電話してくるのを待つ身なのだけど。。
やはり、ゆたママの負担はどうでもいいから、二人にとって、ベストな選択を与えて欲しいものだわ。
と、昨日の出来事はここまで。。
さっそく今朝、ぴかその担任からお詫びのメールが来たよ。
どうやら、去年のぴかそのIEPミーティングの時に、「別の学校区に移る」という話が出たのは、「ぴかそが高校生になった時点で」、ということだったらしい。
で、今のクラスでぴかそが最年少(7年生)で、残りの生徒はみな8年生。
その8年生の生徒の高校の行き先を考えているうちに、なぜかぴかその名前も一緒に入ってしまったのだとか。
それで、どういうわけか、ぴかそは、もう高校生扱いになっていて、それで、別の学校区の生徒として、名前がリストに上がってしまっていた、ということらしいのだけど、それにしても、イマイチ、この先生からのメールを理解するのに、苦労するのだけど。
どうして、学年を間違えてしまっているのか?とか、親に知らせないで、勝手に、学校区が変わっていたりするのか?
先生からのメールだけでは、さらに謎が謎を呼ぶばかりで、ゆたママにはさっぱり意味が分からないのだけど、とりあえず、中学卒業(8年生終了)までは、今の学校で勉強できることになったぴかそ。
ゆたママも、今の学校はぴかそに合ってると思うし、さすがに高校生になったら、ましんと同じ学校区でもレベル的にはさほど変わらないのでは?と思っているので、ゆたママの願っていた方向へ進むらしいので一安心した。
それにしてもねぇ。
障碍児教育が日本より素晴らしいところは、確かにあるのだけれど、こういうずさんな管理をこれからもされる可能性があるかと思うと、ボーっとしちゃいられないな、と深く反省したのでした。