ようこそ！ゆたママのお部屋へ

お風呂に入ろうと、ぴかそに「お風呂、入るよ」と声を掛けた時のこと。
いつもそうなのだけど、夕飯を終えた後、宿題をこなし、お風呂に入るまでの自由時間はほぼ全部と言っていいほど、ぴかそはお絵描きに夢中になっているのだ。
いつもなら、「お風呂、入るよ」のかけ声で、お絵描きを止めて、スッとお風呂に入る準備に取りかかるのだけど、今日はまだお絵描きを続けたかったらしく反抗的な態度を取る代わりにいきなりゆたママに向かって「スィッダーン！」と命令してきたのだ。
あまりにも自然に英語が出て来たので驚いてしまい、しばらくお絵描きに夢中のぴかそを’座ったまま’見守っていたけど、もしかしたら、ぴかその方が上手で、「普通に反抗したら、ママを怒らせるだけだ。ここは一つ、英語でも使ってみて、ママをあっと言わせてしまおう、そしてママが驚いてる間、時間を稼いでぼくはもうちょっとお絵描きしちゃおう、、、」な〜んて考えてたりしりして。。
挨拶はもちろんのこと、こんな普通の会話の中でも、英語が自然と出てくるぴかそ、君がとっても羨ましいわ。
ゆたママなんて、まだまだ身構えないと単語が出てこない、、っていうレベルだから(ねぇ（^ ^;。。

ゆたママの住むこの街は、ここのところ、日本の真冬のような寒さがずっと続いているのだ。
朝なんて、−１度だったりするし、晴れた昼間でも１０度を超えるか超えないか？っていうくらい寒いのだ。
スキー場で寒いのは、まだ我慢できるけど、スキー場でもないのにこんなに寒いのは許せない！と思っている。
しかし、そんな寒い今日、驚くことがあった。
午後、ぴかそと買い物に行くために車を走らせていたら、助手席に座っていたぴかそが突然、窓に向かって「サクラ！」と言い出してきたのだ。
え？こんなに寒いのにまだサクラなんて咲くはずないじゃん、、と思っていたら、なんと、ちゃんと咲いているではないか！
どんな種類のサクラなのかは、わからないけど、こんな時期にサクラが咲き始めるとは驚きだった。
さらに、日本のサクラとは明らかに種類が違う筈なのに、パッと見ただけで、サクラって分かったぴかそにも驚いてしまった。
日本に居たときは毎年、サクラの花見に連れていったけど、その時はまだ小さくて、サクラの木に興味なんて示さなかったのに、もしかしたらずっと覚えてたのかしら？？
まだまだ寒い冬のカリフォルニアだけど、ちょっとだけ、ぴかそと春を感じられた一日だったわ〜(^ ^)。

今日もお昼ご飯の後、いつものように皿を洗っていた時のこと。
ぴかそは、最近、ゆたママが何か家事で忙しい時に、一人で絵を書いてゆたママの家事を終えるのを待っていられるようになった。
しかし、今日は、なぜか皿洗いの最中だっていうのに、やたらとぴかそが自分で描いた絵をゆたママに見せたかったようで、ゆたママに向かって「ここ！ここ！（これ、描いたんだけど、読んで！）」としつこく訴えてくるので、皿洗いの手を休めてぴかその指していた絵が何であるかを確かめてみた。
すると！
驚いたことに、絵ではなく文字。
それもしっかりと「大奥」と書かれていたのだ。
なんで、大奥？と疑問に思っていたけど、そういえば、昨日かおととい、ゆたママが大奥のオフィシャルホームページを見てたんだっけ。それで隣にぴかそがじっと見つめてたような気が。。
でもそのサイトを見てたのも時間にしてほんの数分。
しかも、大奥なんて単語はどこにも印刷してないから、ぴかその頭に焼き付けるしか、再生することなんて無理なんだけど。。。
それにしても、初めて書いた文字を見せたくて、ついつい、ゆたママの仕事が終わらないうちに自慢しようとしていたぴかそったら、とってもかわいいじゃない？！
さらに、先日のナビといい、今回の大奥の文字といい、またまたぴかその記憶力の良さには、本当に驚かされるばかりだわ(^ ^;。

今日は年に数回の車のフルメンテナンスの日。
ゆたママ家では２台の車を所有してるので、どちらかをメンテに出すときは、まず、２台でディーラーに出向き、一台を置いてきて、残りの一台で、パパの会社に向かい、パパを会社に送っていくことにしている。
そして、帰りは朝と逆にしているのだ。
ところで、パパの会社に向かうにはおおまかに二つのルートがある。
普段は、ゆたママの住むアパートに近いフリーウェイに接続しやすいルートでパパの会社に向かうのだけど、今日の夕方のお迎えは、パパの会社に向かう前に食料品の買い物に出かけたので、いつもとは違うルートで向かったのだ。
それはいいのだけど、めったに通らないルートだし、あいにくの大雨と来ている。
だから、出口に気をつけないと、まさに帰りの通勤ラッシュの渋滞に巻き込まれているので、間違ったら、約束の時間にパパの会社に辿り着けないのだ。
ドキドキしながら、渋滞と戦って運転していた時のこと。
そろそろ、目的の出口の看板が出てもおかしくないよね？？と思いながらも、大雨で看板が良く見えなかったのだ。
しかし、そこで、ぴかそが「こっち！こっち！（ママ、ここが出口だよ！！）」と知らせてくれたのだ。
おぉ〜、そうか！
もちろん、ぴかそだって看板が読めないはずなんだけど、ずいぶん前に通った時の景色なんかを覚えていたのだろう。
これは本当に助かったよ。
普段は隣に座っていて、勝手に自分の中で「○○の方面に行く」と思い込んでいるので、ゆたママが、ぴかその思う通りの道を通らないとパニックになってうるさいのだけれど、今日はとっても頼りになるナビゲーターの役割を果たしてくれたのだった。
おかげで、迷うこともなく、無事パパの会社に到着。
もし、ぴかそが隣にいなかったら、きっとゆたママは目的の出口を通り過ぎていたかもしれない。
エラいぞ！ぴかそ！！

今日は珍しく家で突然、パニックになったましんを見て、ぴかそがすかさず、「Why?」とゆたママに訊いてきた。
そう、ぴかそは泣いてるましんを見て「どうして、ましんは泣いてるの？？」と訊いてきたのだ！
すご〜い、いつの間にか、そんな単語を覚えてたなんて〜！
今までは自分の興味のあるものや、食べたいもの、マークなんかの英単語を「Give me gum」とか「I want 牛乳（ミルクって言えないのか？！って感じだけど）」程度なら言えてたけど、5W１Hのうちの単語は聞いたことがなかったので驚いてしまった。
しかも、ちゃんと状況に合った使い方までしてるし！！
学校でぴかそがパニックになった時（そういうぴかそも原因不明でパニックになったりするのだ）に先生にいつも「Why?」と言われて覚えたんだと思うけど、ちょっとだけ進化したぴかその英語力に驚かされてしまった(^ ^)。

最近、朝晩にはぐっと冷え込むようになってきたので、広いバスルームでのゆたママ、ましん＆ぴかその３人での夜のシャワータイムは結構キツくなって来た。
シャワーを浴びてる瞬間はお湯が当たっているから暖かいのだけど、体を洗ってる最中とかましんやぴかそにお湯を当ててる瞬間は、ゆたママは寒くて風邪をひきそうなくらい。
なもんだから、石けんで体を洗う時間もなるべく短くして暖かいシャワーを一秒でも早く浴びたい、、と思っているのに、ぴかそは寒さを感じないのか？ゆ〜っくりとタオルで体を念入りに洗っているのだ。
それ自体は良い事なんだけど、寒いし、ましんも寒がっているので、シャワーを出したいので、ぴかそに「早く洗いなさい！」と注意したら「ウルサイヨ〜！」と反抗されてしまった(- -;。
今まで態度とかで反抗的ではあったけど、言葉での反抗はなかっただけにちょっとショック！
いったいどこでウルサイヨ！なんて言葉、覚えたんだろう？？とよくよく考えてみたら、そう、身に覚えがあたのだ、ゆたママに。
いつも買い物の帰り道、助手席に座るぴかそは、ふだんはおとなしいのだけど、時々、ベラベラうるさくしゃべっているので、運転に集中したい時、横でしゃべられると気が散るので「うるさいよ、黙っていて！」とゆたママがぴかそに注意することがあるのだ。
たぶん、それを覚えていたのかもしれない。
運転中の注意は危険だから、そしてシャワー中の注意は風邪をひきたくないから、、と思って注意してるのにねぇ。。
この後も反抗期はずっと続くのかしら？？

今日学校で授業を受けてる間、滅多にならないゆたママの携帯が鳴ったのだ。
しかも、番号は見た事がないけど、なんとなくイヤ〜な予感がしたので出てみると、ぴかその学校の先生からだった！
話によると、どうもパニックになってしまって、先生も手に負えないから今すぐ迎えに来て欲しいとのこと。
この時、まだぴかその学校が始まってまだ一時間ちょっとしか経ってないっ、、ていうのに一体どういうこと？
今朝はおとなしく過ごしていたのに、、と思いながらも「お迎えに１５分ほどかかりますけど。」とだけ伝えて学校を早退した。
慌ててぴかそを迎えに行くと、既にパニックは収まっていておとなしくなっていたのだ(- -;。
で、先生の話によるとパニックになってツバを吐いたり、自分の手の甲を噛んだりして大騒ぎだったらしい。
そして、ぴかその顔を良く見てみるとどうも鼻血を出してしまったらしい。
で、先生に「パニックになる前に鼻血、出しました？」と訊くと「はい」と。
「家でもそうなんですが、最近鼻血が出ると大騒ぎするんです」と伝えたら、先生も納得したようだった。
ゆたママが鼻血を出しやすい体質をもろ受け継いでしまったがために、かわいそうなぴかそ。
しかし、先生が「ぴかそは疲れてるからこのまま連れて帰ってください。こんな風にあなたを呼び出したのはこれが初めてよ。」と言われた。
先生に連れて帰って、、と言われたら、仕方ない、ぴかそを連れて帰らなくてはならないのだけど、明日から、サンクスギビングのビッグホリデーで５連休もあるっていうのに、こんなんで週明けの月曜日はちゃんと学校で過ごせるか、とても心配。
そういえば、去年の今頃、ぴかその学校の先生（今とは違う学校だった）から、ほぼ毎日のように９時過ぎに呼び出しを受けて、「すぐに迎えにきてください」と言われたんだっけ。
ぴかそもだてにバカじゃないんで、もし、またここでパニックを起こし続けて学校から早く帰ることの味をしめてしまったらとんでもないことだわ〜。
最近、学校で「いい子」と褒められる回数が減ってきたけど、まさか、またぴかそは転校するハメになるんじゃないのかしら〜？う〜ん、それだけは本当に勘弁して欲しいわ。
そんなこんなで、去年の悪夢がよみがえってしまった一日だった(- -;。。。