ようこそ！ゆたママのお部屋へ

最近のぴかそは学校から週に一度、まとめて出される宿題をこなすことが日課になってきている。
宿題を出され始めた当初は、ぴかその「ノッってる時間」というのを掴めなかったゆたママ、そして、なんで家でも勉強させられてるのか、まったく納得のいかなかったぴかそとで、お互い、イライラしていた時期があった。
しかし、一ヶ月くらい経つうちに、宿題は夕飯後にやるのがぴかそにとってベストなタイミング、というのを発見したというのもあるけど、勉強する日課が身についてきたぴかそは、毎日決まった時間に宿題をやるのが当たり前になってきた。
うん、良い傾向だわ〜！と感心していたのだけど、今日は、夕飯後、ゆたママがいろいろとやらなくちゃならないことがあって、ぴかその宿題を見てあげるのを忘れていたら、なんと、ぴかそが自分から「ABC、ABC」と言ってきたのだ。そう、ぴかその言葉を分かりやすく訳すと「ママ、ぼくの英語の宿題の時間だから、問題出してよ」と言って来たのだ！
おぉ〜！そうかぁ〜、ママがはすっかり忘れていたけど、ちゃんと教えてくれたのねぇ〜！！エラいぞぴかそ！
普通の子なら、自分にとってありがたくないこと（特に宿題とか。。）は覚えていても、忘れたフリをするもんだけど、そこは悲しいかな、自閉症の特徴である「普段通りのスケジュール」をこなしていかないと気がすまない、、ってところがなんともかわいい！と思ってしまった。
今まで、自閉症って、やっかいな事が多い！！と思ってたけど、今日は結構そんな考えを良い意味で覆してくれたぴかそを讃えたい気持ちだったわ〜(^ ^)

もうずいぶん前のことになるが、ぴかそが激しいパニックを起こした時に、「これを噛ませるといい」と、ぴかその学校の先生から勧められた、アルファベットのPの形をした、いくらぴかそが齧っても壊れないおもちゃのようなものをぴかそに噛ませた時のことである。
ぴかそがあまりにも激しくPを噛んでしまい、噛みながらPを齧りちぎろうとした時、まだまだ生え変わらないはずの犬歯が抜け飛んでてしまい、カーペットの上に落ちてしまったのだ。
そのときは、「きっと、歯が生え変わる時期に違いないから、すぐに永久歯が生えてくるだろう。。」と楽観視していたのだ。
ところが。。。一ヶ月経っても、二ヶ月経っても、生えてくるはずの永久歯がなかなか生えてこなかったのだ。
もしかして、、本当は、あの抜けてしまった歯は永久歯だったんだろうか？？と毎日、歯磨きの度にドキドキしていたのだ。
そんなにドキドキするなら歯医者にさっさと連れて行ったら？と言われてしまいそうだけど、日本と違って、すぐに予約だって入れられないし、ぴかそみたいな暴れん坊を診てくれるような歯医者はそうそうないもの。
何より、言葉の問題が大きいっていうのもあるので、簡単には連れていけない、、っていうのが本音だったりする。
ところで、今朝、いつものように、バスに乗る直前にバタバタ支度しながら、ぴかその歯磨きの仕上げをしていると、やっと、永久歯の頭が歯茎から小さく姿をのぞかせているのを発見！！
おぉ〜！やっと生えて来たよ、永久歯よ〜！！やっぱり、あの時の飛んで行ってしまった歯は乳歯だったんだわ〜。毎日心配してたけど、これですっきり解決したわ〜。。
そういえば、日本に居た時に、なかなか永久歯が生えて来なかったんで、かわいそうだけど、歯茎を切開する、、という処置をしたことがあったんだっけ、２人とも。。
ってことは、ぴかそがそうだったから、ましんもそのうち、乳歯が抜けた後、しばらく、永久歯が生えて来ないっていう可能性も大ってことかしら？？
ま、一人目を経験してると、次はそんなに悩むこともないんだろうけど、もうパニックで歯をどこかに飛ばしてしまうようなことはヤメて欲しいわ〜(- -;。

今年は、ぴかその学校はハロウィン当日は、市内の学校は先生方の研修日なので、ぴかそは学校をお休み。
なので、今日、学校内でのハロウィンパレードが行われたので、さっそく観に行って来た。
ぴかそのクラスの仮装風景はこんな感じ。

ぴかそにはディズニーの映画「ムーラン」に出てくる、キャラクターの一人の衣装を用意してあげた。
担任の先生から「ぴかその衣装、とってもぴかそに似合ってるわよ〜！かっこいいわね！！」と（もちろん、ヨイショしてるのだけど^ ^;。）褒められてなんだか嬉しいゆたママ(^ ^)。
さてさて、先生達は一体、何に変装したんだろう？？と観察してみたけど、変装したのは担任の先生のみ。
この学校の先生は全員が仮装するわけではないので、ちょっと残念。。。とりあえず、クラスでの記念撮影後、校庭に出て、クラスごとに校庭を一周して、みな思い思いの衣装を披露させていた。
この学校の担任の先生はほとんどがおとなしめの衣装だったし、今年は絶対にたくさんいる！！と思っていた’ミニダースヴェーダ’が少なくて、意外だった。
女の子に関しては半分がプリンセス系で、残り８分の３がかわいらしい魔女、後の８分の１が天使に仮装していた。
中には、親が用意するのを忘れちゃったのか？普段着のまま、パレードに参加していたかわいそうな子供が何人かいたりして。。
男の子の人気はやっぱりハリーポッターが一番だった。そして、戦隊系ヒーロー、スパイダーマン、などなど。。アナキン少年やマスターヨーダとか出てくるかな？？と思ったけど、そんな衣装はどこにも売ってないのか？誰もいなかった。
パレードはたったの３０分足らずで終わってしまったけど、無事、ぴかそが先生の後をついてパレードに参加してくれたのが何より嬉しかったわ〜！
さて、月曜日はましんの学校でのハロウィンパレード。今年はうまく日程が合ったので、両方とも満足の行くように観に行けるので、とっても楽しみ！
ましんの今年の衣装は、何になるか？お楽しみに！

昨日からようやく、午後まで学校で過ごせるようになったぴかそ。
アメリカに来てからぴかそは学校で暴れるので、とてもじゃないけど、学校で勉強するには時間が必要、とのことで、この一年は午前中で学校を終えて、４年生にしてはかなり早い帰宅、、の毎日だった。
ようやく学校でも落ち着いて過ごせるようになったので、やっと先生から、２時まで学校にいても良いという許可が出たのだけど、ここですごく心配なのが、今まで、午前中で帰っていたぴかそに、今日から２時まで学校に居なければならない、、というのは理解できず、暴れるんじゃないか？ってことだ。
案の定、昨日から始まった２時帰宅は、１２時を過ぎた時に、「バス、バス、おうち、おうち」としつこく先生に言ってきたそうだ。
でも、暴れずに、ぴかそも諦めたようで、ランチの後には昼休みで遊んで午後は少しはおとなしくできたらしいけど、連絡帳には「本当に、彼は家に帰りたかったみたいでした」とのコメントがあった。
さて、今日はどんなだったか？というと今日は朝から激しく荒れていたらしく物を投げたりしていたらしい。
たぶん、ぴかその中では、突然２時帰宅になったのが、納得できなかったんだろう。そして、今日も２時帰宅なのか？それは嫌だ〜！という反抗的な態度だったんじゃないかなぁ？
それにしても、また荒れるようじゃ、午前帰宅に戻されてしまうのもなんだかなぁ〜。。早く、ぴかそには２時帰宅の状態に慣れて欲しいものだわ。

午後になって、ましんが熱を出してしまい、ぐったりしてるので、お出かけしないでぴかそにはおとなしく過ごしてもらうために、「Iron Giant」を観せていた。
実はゆたママは、じっくりとこの映画を観た事がなかったので、ぴかその隣に座って鑑賞してみることにした。
ストーリーの中で、少年が「コーヒーが飲める」と見えを張っておじさんにコーヒーを要求するのだけど、コーヒーといってもおじさんが出してきたのはエスプレッソで、少年がエスプレッソを飲んだ後に、興奮して急におしゃべりになってしまった、、というシーンがあった。
それを観ていたぴかそは、その少年のことを「ぴかそ、ぴかそ！」と呼んでいた。
ゆたママの解釈するには、「僕は普段、ご飯を食べてるか、寝てる以外はずっとしゃべっているくらいおしゃべりなんだ。だから、あの男の子はまるで、ぴかそみたいになっちゃったね。」ってことを言いたかったんだと思う。
実際、ぴかそは誰に似かのか？暇さえあれば、ずっとしゃべり続けているのだ。
ただ、ぴかそはまだ単語しか発せないので、「ぴかそ、ぴかそ！」になっちゃうんだけどね。
でも、本当にそうだとしたら、ぴかそは自分のことをよ〜く分かっているんじゃないのかぁ？って気がして仕方がないのよねぇ〜(^ ^;。

トイレの壁にクモがいた。とくに悪さをするわけじゃないけど、気持ち悪いから、自らどこかへ行ってくれることを祈っていたのだけど、そのクモはいっこうに動く気配なし。
だからといってつぶしたらなんか祟られそうで、どうしよう？？と悩んでいた。でも、クモの動きは素早いので、風でも煽ってどこかへ追いやっても、また別の場所で巣を作るだろうし。。とモタモタしてたら、そんなモタつくゆたママの行動が気になったのか？？いきなり、ぴかそがゆたママのそばにやって来て、そのクモを一瞬にして、「ゆび」ですり潰してしまったのだ(- -;。
いやぁ〜、クモに一瞬でも逃げる隙を与えない、ぴかそのこの動きの素早さといったら！たいしたものよ。
学校の先生が、「一瞬にして石を投げたりするぴかその動きを止められない」と連絡帳に書いてあったのを思い出したけど、普段、のんびりしてるぴかそから、一体どこからそんな素早い動きが出せる能力を蓄えているのだろう？？と不思議でならないわ。
しかし、素の指でつぶしてしまうとは。。いつか、クモに祟られても知らないぞ！

今日は月に一度、日本から月刊誌が届いた日。
いつも、ましんに絵本の本体や、付録を破かれてしまうので、ましんが帰って来る前に、本を補強したり、付録を隠したりしているのだ。
しかし、ぴかそは、ましんと違って、絵本を破いたりしないので、付録は渡しても良かったのだけど、イマイチ、興味がなさそうだったので、そのまま隠しておいたのだ。
しばらくして、絵本で「今月の付録」を見たらしく、いきなり、「ハウス、ハウス！」と叫びながら、何かを探してる様子だった。
「ハウスって？？今、おうちにいるじゃない？？」とぴかそに言い聞かせてみるけど、聞く耳持たず。
いつも何かに夢中になってたり、探してたりパニックになってたりすると、絶対に、ゆたママの言うことは聞き入れないので、「あぁ、またいつもの聞き入れない態勢に入ってるんだ、きっと。。」と思っていた。
しかし、いつまでも「ハウス」攻撃はやまず、一体なんだって言うの？？とブチ切れそうになっていたら、「アンパンマン、ハウス。。」とか言い出すぴかそ。
ん？さてはさっき隠した付録がもしかしてアンパンマンのお家を組み立てる物？？と思いながら、隠した付録を見て見ると、確かに、ぴかその言う通り、「アンパンマンの家」だったのだ。
なるほど〜！ぴかそは今月の付録は「アンパンマンの家」だから、この家を組み立てたくて、「ハウス」を連呼してたのねぇ〜。
しかも、絵本から今月の付録の内容が分かるようになったなんて、驚きだったわ〜！！
ましんの「破き攻撃」から守ったはずが、ぴかそのパニックの原因を引き起こしてたとは。。
まだまだぴかその素性を理解してないなんて、母親失格だわ、、と深く反省したのであった。。