ようこそ！ゆたママのお部屋へ

いや〜、噂には聞いていたけど、サンクスギビングでーの翌日、そう、今日のことだけど、朝５時からデパートやらスポーツショップやらとが、セールのためにオープンしていた。
去年も我が家は滞在していたんだけど、もちろん新聞と共に入ってきた折り込みチラシにたくさん、セールイベントについてあったはずだったんだけど、気に留めてなかったのか？ちっとも気がつかなかった。
しかし、今年は学校の先生やクラスメイトの情報により、「こっちの国は、サンクスギビングディで夜中までさんざん、どんちゃん騒ぎした後、夜通し起きていて、その足で、普段では安く買えない商品とかを早朝の５時とか６時とかに買いにいくのが習慣なんだ。。」というのを聞いて「ほんとかなぁ？」と不思議に思っていたけど、昨日のチラシに普段も一つのお店が発行するチラシのページ数もすごいけど、アフターサンクスギビングセールに向けてのチラシはまるで、立派な本、、みたいなページ数で入ってきたのだ。
どうせ、この連休は遠出しても渋滞にハマるだけだし、、ってことで、そんなに安く買えるなら、今年こそ、子供達のスキーウェアを買ってあげようじゃないか！ってことで、それでも、５時起きじゃ、我が家は無理なので、おとなしめに９時３０分ごろスポーツショップに向かった。
するとすると！セール品をゲットしたいがために、駐車場がどこも一杯。
５時とか６時にはやっぱりみんな起きられないのよね〜、きっと。。
で、どうにか車を止めてお店に入ったら、店内はそれほど混んでなかった。同じ敷地内の別のお店できっと激安セールでもやってるんだわ、きっと。。
で、我が家はお目当てのスキーウェアのパンツだけを買って（それも思ったよりも安く買えてラッキー！！）ジャケットは別の店に向かうことにした。
次の目的の店、、ここはゆたママのアパートのすぐ近くのデパートとモールが入っているんだけど、はっきり言って、近所からは
「終わったモール」だとか「死んだモール」とまで言われてるくらいの超さびれたショッピングモールなんだけど、今日はそんな言葉を覆すかのごとく、とにかく凄かった！
なんてったって、駐車場を何周しても、停められるスペースを見つけるのが困難なほどの込み具合だったからだ。
なんでこの死んだモールがつぶれないのか？は、今日納得できた。
この一日の売り上げのおかげで、一年もっているのだろう（っていうのは言い過ぎだけど。。）っていうくらい、お店の中もレジ待ちで混雑。
そして、お目当ての子供のスキージャケットを買って今日の目標は達成できたけど、どうしてサンクスギビングが日本で言う、「お正月休み」みたい、、と言われてるのか理解できなかったけど、なるほど、アフターサンクスギビングセールは、日本で言う「初売り」みたいなノリのセールだったのねぇ〜！ってことを理解した。
しかし、いくら日本で「初売り」セールが開催されたとしても早朝５時とかからはやらないもんだけど、従業員は辛くはないんだろうか？？とかなり疑問に思ってしまった。

今日はサンクスギビングディ。
これはアメリカ人にとって、新年を祝うよりも大切なホリデーだ。
だから、アメリカのスーパーなどはどこもお休みなので、それを、見込んでいたので、食料を（といっても牛乳とかそんな程度）少し買い込んでいた。買い込んでいた、、といっても賞味期限だって、余裕を持たせて買ったのはいいけど。。
今朝、目覚めたぴかそに牛乳を飲ませようとおととい買ってきたばかりの賞味期限だってまだ先の牛乳のフタを開けてコップに注ごうとしたら、出てこない。液体のはずの牛乳はなんと！ヨーグルト状になってフタの付近を固めていたのだ(- -;。。。
これにはまいった＆ショック！！
朝は目覚めに牛乳を飲まないと気が済まないぴかそ。仕方がないので、ましん用の豆乳を飲ませたら、少し不機嫌だった。
だって仕方ないじゃない〜？？未開封の牛乳（もちろん冷蔵庫保管だった！！）が腐ってたんだもの〜！！
しょうがない、買ったスーパーに文句を言おうか、とも思ったけど、今日はお店は休日だ〜！
なんとも間が悪いわねぇ。。
しかし、こっちも開けてしまったものをずっと保管しておきたくないので、泣く泣く、今回の腐った牛乳に関しては諦めることにした。
しかし、お店でいちいち未開封の牛乳が腐ってるかどうかなんて、確かめようがないから、この先、牛乳を買うときは、注意（してもしようがないんだけど。。）しなきゃねぇ〜。特に国をあげての休日にまたがってしまうときには。。
午前中、日系のスーパーで牛乳を買いに走ったのは言うまでもない。。
たかが牛乳、されど牛乳なのだ。だって。ましんが飲む牛乳はオーガニックだし、その辺の安い牛乳とはちょっと違うんだもの。しかも、買いに行った先の日系のスーパーではオーガニック牛乳が最後の一つだったので確かめる間もなく、というか今度はちゃんと’液体’の牛乳であることを祈って買ってしまった。しかもお値段は普段、ゆたママが買うものに比べて１.５倍はしたけど、このさい、緊急だから仕方ない！
しかし、売ってたお店の保管が悪かったとしか思えないわ〜。だって、今は秋だし、昼だってそんなに暑くなることはないんだもの。。

今日から子供達＆ゆたママは恐怖の５連休。
何もサンクスギビングデイをまたいで、５日間も休みにすることないのに〜、、と思いながらも、午前中は風邪をひきはじめたのか？だるくて、溜まった洗濯物を干すだけで精一杯だった。
午前中、ベッドで寝ていても、ましんやぴかそは容赦なくゆたママの安静を邪魔しにやってくる。
そりゃそうだ、だって２人は退屈なんだもの。
しかし、いつまでもゴロゴロしてらんない。しょうがないので、子供の薬をもらいに行くついでに公園にでも連れていくかぁ〜、、と誰に会うわけじゃないし化粧なんてしなくてもいっか〜、、と気を緩めていたのだが。。
ドラッグストアに行き、薬ができるまでに２０分かかると言われ、そんなに長い時間、ましんとぴかそがおとなしく待っていられる筈もないので、薬剤師に「後で取りに来ます」と伝えて公園に向かった。
そこの公園はぴかその学校のすぐそばにあって、ほとんどが中国人の親子が遊びにくるのが特徴だ。
でもゆたママの自宅から離れてるので、そう、滅多に知り合いに会うなんてことはないよね〜、、なんて思ってたら！
なんと、先日、ゆたママと会話練習を組んだ中国人パートナーに偶然出くわしてしまった。
彼女は学校に来てくるような普段の格好で一人で散歩をしてたみたいだけど、ゆたママはスッピン、その上、顔もむくんでいて、きっと誰だかわからなかったはず、、なのに、かなり遠くから「ハロ〜！」と声をかけてきたのだ。
学校では一応、シミ隠しのため(^ ^;に化粧はしてるけど、そんな顔しか見た事がない彼女はゆたママのこんな疲れ果てた姿を見てびっくりしたことだろう。。
彼女は何も言わないで挨拶だけして帰って行ったけど、こんなところで出会ってしまったなんて。
そして、家に帰ってから鏡でゆたママの顔をチェックしたところ。。。
なんと、シミだけでなく、目の下の黒〜いクマまで出てたんでかなりショックだった(- -;。
寝不足ってわけでもないのに〜、なぜ？？
どうか月曜日までに彼女の記憶からゆたママのスッピンの顔が消えてますように！！

今日学校で授業を受けてる間、滅多にならないゆたママの携帯が鳴ったのだ。
しかも、番号は見た事がないけど、なんとなくイヤ〜な予感がしたので出てみると、ぴかその学校の先生からだった！
話によると、どうもパニックになってしまって、先生も手に負えないから今すぐ迎えに来て欲しいとのこと。
この時、まだぴかその学校が始まってまだ一時間ちょっとしか経ってないっ、、ていうのに一体どういうこと？
今朝はおとなしく過ごしていたのに、、と思いながらも「お迎えに１５分ほどかかりますけど。」とだけ伝えて学校を早退した。
慌ててぴかそを迎えに行くと、既にパニックは収まっていておとなしくなっていたのだ(- -;。
で、先生の話によるとパニックになってツバを吐いたり、自分の手の甲を噛んだりして大騒ぎだったらしい。
そして、ぴかその顔を良く見てみるとどうも鼻血を出してしまったらしい。
で、先生に「パニックになる前に鼻血、出しました？」と訊くと「はい」と。
「家でもそうなんですが、最近鼻血が出ると大騒ぎするんです」と伝えたら、先生も納得したようだった。
ゆたママが鼻血を出しやすい体質をもろ受け継いでしまったがために、かわいそうなぴかそ。
しかし、先生が「ぴかそは疲れてるからこのまま連れて帰ってください。こんな風にあなたを呼び出したのはこれが初めてよ。」と言われた。
先生に連れて帰って、、と言われたら、仕方ない、ぴかそを連れて帰らなくてはならないのだけど、明日から、サンクスギビングのビッグホリデーで５連休もあるっていうのに、こんなんで週明けの月曜日はちゃんと学校で過ごせるか、とても心配。
そういえば、去年の今頃、ぴかその学校の先生（今とは違う学校だった）から、ほぼ毎日のように９時過ぎに呼び出しを受けて、「すぐに迎えにきてください」と言われたんだっけ。
ぴかそもだてにバカじゃないんで、もし、またここでパニックを起こし続けて学校から早く帰ることの味をしめてしまったらとんでもないことだわ〜。
最近、学校で「いい子」と褒められる回数が減ってきたけど、まさか、またぴかそは転校するハメになるんじゃないのかしら〜？う〜ん、それだけは本当に勘弁して欲しいわ。
そんなこんなで、去年の悪夢がよみがえってしまった一日だった(- -;。。。

最近のぴかそは学校から週に一度、まとめて出される宿題をこなすことが日課になってきている。
宿題を出され始めた当初は、ぴかその「ノッってる時間」というのを掴めなかったゆたママ、そして、なんで家でも勉強させられてるのか、まったく納得のいかなかったぴかそとで、お互い、イライラしていた時期があった。
しかし、一ヶ月くらい経つうちに、宿題は夕飯後にやるのがぴかそにとってベストなタイミング、というのを発見したというのもあるけど、勉強する日課が身についてきたぴかそは、毎日決まった時間に宿題をやるのが当たり前になってきた。
うん、良い傾向だわ〜！と感心していたのだけど、今日は、夕飯後、ゆたママがいろいろとやらなくちゃならないことがあって、ぴかその宿題を見てあげるのを忘れていたら、なんと、ぴかそが自分から「ABC、ABC」と言ってきたのだ。そう、ぴかその言葉を分かりやすく訳すと「ママ、ぼくの英語の宿題の時間だから、問題出してよ」と言って来たのだ！
おぉ〜！そうかぁ〜、ママがはすっかり忘れていたけど、ちゃんと教えてくれたのねぇ〜！！エラいぞぴかそ！
普通の子なら、自分にとってありがたくないこと（特に宿題とか。。）は覚えていても、忘れたフリをするもんだけど、そこは悲しいかな、自閉症の特徴である「普段通りのスケジュール」をこなしていかないと気がすまない、、ってところがなんともかわいい！と思ってしまった。
今まで、自閉症って、やっかいな事が多い！！と思ってたけど、今日は結構そんな考えを良い意味で覆してくれたぴかそを讃えたい気持ちだったわ〜(^ ^)

今日はゆたママの学校で、前半はいつも通りの授業があって、後半はボランティアのコーラスグループによる、コンサートがあった。
このコーラスグループ、実は、以前にも（夏ごろだったかな？？）学校に来て、伝統的なアメリカンソングを披露してくれたのだけど、今日は一体、何を唄ってくれるのだろう？？と思っていた、というよりも、今日はとても眠いので、コーラスよりも家に帰って、家のことをやりたかった、、というのがゆたママの本音だったりした。
で、予定の時間になってもコーラス隊が到着してなかったので、先生が「もし、彼らがこなかったら、１０分の休憩後、いつも通り授業をします。でも１０分以内に到着したら、コーラスを聞きますので、みな、帰らないように！」と強く念を押されてしまった(- -;。
さてさて、休憩から５分後、ようやくコーラス隊がやってきたので、「あぁ、やっぱり歌を聞かないといけないのねぇ。。」と思っているうちに、指揮者が「今日はもうすぐクリスマスなので（え？まだサンクスギビングも終わってないのに？！）クリスマスソングを中心にコンサートを行います〜！」だって。
まだ、１１月だっていうのにねぇ〜。ま、どんな歌を聴かせてくれるのかしら？？と前回のコンサートよりは少しだけ、楽しめるような気がした。
そんな中、クリスマスソングを何曲か聴いてるうちにやっぱり眠くなってしまって失礼だけど、アクビは１０回以上は出てしまったかもしれない。一生懸命ボランティアさんが唄ってくださってるのに、本当に申し訳ない。でも、眠いものは仕方がないの。。
さてさて、どんな歌を唄ったのかは良く覚えてないけど、なんとなく、街の景色が少しずつ、クリスマスに向けて色づいてきてるところに、今日のこのクリスマスソング。
なんだか一足早い、クリスマスシーズンが到来してしまったかのようだったわ(^ ^)。

今日は、年に一度の先生、スピーチセラピスト、看護婦らが同席する中、ましんの今年度の学校での学習目標についての会議が行われた。
去年はまだ、ましんがこの学校に転校してきて間もなかったので、担任の先生も、ましんのことをよく分かっていない様子だったけど、その時も確か「ましんはいつもニコニコしていて、クラスでもおりこうんさんだ」と言われていたのだけど、今回は新学期が始まって２ヶ月半が経っているので、先生もましんのことを理解してるようだった。
ましんは、学校で楽しく過ごしてることや、いつもと違ったスケジュールが苦手（ま、これは自閉症の特徴なんだけどね）だったり、先生の指示に従えてる（それも英語で！！）、、などと聞くと家でのんびりし過ぎてるけど、本当はやればできるんじゃん！と驚きの連続だった。
それに、あまり人に興味がない、、と思っていたけど、先生の話によると、「人に自ら近寄って行ってはタッチするのが好きだ」っていうのも驚きだった。
だって家だとぴかそしかいないもんだから、いつもぴかそに怯えてるましんの姿を見てたので、人に対して興味がない、とかあっても自らタッチして反応を楽しむだなんて想像できなかったからだ。
でも、学校で楽しく、一生懸命過ごしてるから、家でのんびりリラックスしちゃうんだろうけど、ましんの学校での態度を知ることができて有意義な一日だったわ〜(^ ^)！