新学期(というか、新年明けてからの学校)が始まって、相変わらず、学校での振る舞いに問題のあるぴかそ。
どうも彼は、朝の2時間までは、とてもおりこうでおとなしく過ごせるらしいのだけど、2時間経つと、ブロックをお友達に投げたり、トイレにおもちゃや人形を投げ入れたり、外で走り回ったりして、先生の手に負えない状態がずっと続いているらしい。
なので、こうも毎日、午前中に呼び出されても、ぴかそにとって、本来あるべき学校生活が送れなくなってしまっているし、ゆたママも家の事が手つかずで、困っていたのだ。
そこで、ぴかそに担任以外にエイド(補助)の先生を専門で付けてもらい、フルタイムで学校生活を送れるよう、IEP(個別指導計画)会議を開くように先生に要請したところ、先生もその必要を感じていたらしく、学校区に連絡を入れていたのだけど、とつぜん、その学校区から電話がかかってきた。
「ぴかそ君は学校で、人に物を投げたり、傷をつけたりして、他のお子さん達が授業にならないことを知ってますか?」と聴かれ、「はい、知ってます。」と答えると、「来週の火曜日から、◯◯という学校に転校するための手続きを今とってますので、転校させてください。」と言われた。
へ?いきなり転校??と思った。ゆたママの考えでは、とりあえず、専門のエイドをぴかそに付けて、それでも、授業妨害になるようなら、他の学校への転校も仕方ない、と考えていたし、せっかく休み時間ではプレイグランドでお友達と楽しく過ごせるようになってきただけに、いきなりの転校話には正直驚いてしまったのだ。
けど、こんな電話がかかってくるくらいなのだから、もう今のクラスでは、ぴかそは居られないってことなんだろうな、、と思ってしまった。
確かに、先生の数が足りないっていうのもあるけど、ぴかそを見られる先生が担任しかいないってこともあるし、家ではやらないイタズラを学校では毎日するっていうこともあるのだろう。
ぴかその中では、学校モードと家モードの切りかえが出来てしまっているのだろう。
で、次の学校は?というと、先生が3人いる他に、エイドという補助の先生が5人も付くという、よりスペシャルなクラスらしい。
いつもお世話になっている、日本人障害者グループのサポートをしてくれる方にそのことを話したら、「あそこには、うちと関わっているお子さんが多く通っていらっしゃるわよ」とおっしゃってくださった。
今のクラスでは、知り合いなんていなかったし、もし、聞きたいことや相談したいことがあっても、拙い英語で先生に聞くしかなかったのだけど、今回は「もしかしたら」、知り合いもいるかもしれないってことで、少しだけ、不安が消えた。
しかし、今度の学校、授業内容を見学してないので、果たして本当にぴかそに合っているかどうかはわからなくて不安だけど、とにかく、今の学校の空気から脱出しないと、ぴかそはもちろん、クラスメイトがかわいそう。
だって、そのクラスメイトはぴかそ以外、みな大人しい子達ばかりだもの。ぴかその事を怖がって過ごしていたことは事実であるわけだし。。
しかし、なんでこんな風に変わってしまったんだろう??
いつまで、こんな状態が続くのだろう??
どうか、新しい学校では、今までよりも少しでも楽しくぴかそが過ごせるといいいのだけど。。
ぴかそ
ぴかその転校
投稿者: ゆたママ 投稿日時: 2005年1月4日(火) 22:22- ゆたママさんのブログ
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ハイ、どうぞ!
投稿者: ゆたママ 投稿日時: 2004年12月25日(土) 22:26午前中、昨日お休みだったスーパーもようやく開店してるとのことで、ましんを連れて買い物に出かけたゆたママ。
家に着くと、パパがとってもうれしそうにこんな事を言って来た。
「コーラを飲もうとして、缶を開けていたら、ぴかそが飲もうとしたので、パパにもちょうだい!と言ったら、お勝手からコップを持ってきて、コップに注いでくれたんだ。それも『ハイ、どうぞ!』って言いながらだぞ!!」と嬉しさのあまり興奮しながら、コップを指して話してくれた。
えぇ〜!?ぴかそがそんな事を言ったの??それも、場に合った二語分をしゃべったの???と半信半疑だったけど、その使ったコップ、確かに、コーラを入れる前に牛乳を飲んだのか、コーラに混じって白い液体が。。
もしパパだったら、迷うことなく、奇麗なコップを使うはずだけど、そこはまだ子供。少々汚れていてもコップはコップってことで、本当にぴかそが注いでくれたのだろう。
いつのまに、そんな他人に対してサービスすることを覚えたのだろう?
そんなかわいい瞬間を見逃してしまってちょっと悔しいけど、いつも騒がしくて人に迷惑だけはかけないで〜!と悩ませていたぴかそ。いろいろと分かってきたんだね。。
そんなちょっとした成長を感じることができて、ママにとっては、ぴかそからのクリスマス後の最高のプレゼントをもらった気分だわ。。
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久々の予防接種
投稿者: ゆたママ 投稿日時: 2004年12月22日(水) 10:22今日は4ヶ月ぶりのぴかそ達の予防接種を受けに行って来た。
4ヶ月ぶりとなるとさすがに、記憶の良いぴかそでも、道のりは忘れている、、と思っていたのだが、これが、すごい事に本当に良く覚えていたのだ。
そりゃそうだよね、痛いことをされる場所なんだもの。
途中、フリーウェイを降りて、クリニックへ向かう中、イヤな予感がしたのか、ぴかそは騒ぎだしていた。
そして着いてそうそう、接種を終えたとみられるベビーが泣きながらクリニックを出て行くのを見て、さらに、痛いことをされる、、と直感したぴかそ。
どうにか待合室までは大人しく過ごせたものの、いざ、呼ばれて本番!
パパが押さえても暴れて、ドクター一人では対処できず、事務の人を呼んでの接種となった。
今日も3種類の注射だ。一度にこんなに打って大丈夫なのか?
、、で、どうにか終わって次はましん。
ましんは、自分の番が来て、やっとことの事態を理解したようだ。
こんな時、知らないって幸せだな〜と思ってしまう。
が、ましんも、力が強くなって、押さえるのに一苦労。
大泣きはしたけど、大騒ぎは一時的なもので、終わった後は、こちらではお決まりの「がんばりシール」をたくさんもらい、クリスマス前だということもあって、チョコやキャンでィーをたくさんもらって、帰りのクルマの中では、ご満悦の二人。
日本じゃ、あり得ない光景だけどね。
そして、夜、お風呂に入ろう、とぴかそを誘うと、朝、接種したことを急に思い出して、注射された腕を指して、「イテテ、イテテ!」と、今はぜんぜん痛くないはずなのに、たぶん「今日は痛い注射をしたから、お風呂に入りたくない」と言ってきたのだろう。
でも、ましんがいつものようにお風呂に入る準備をしたら、安心したのか、ぴかそも服を脱ぎだしたけど。。
本当にぴかその記憶力の良さに、改めて驚かされた一日だった。
しかし、また来月、最後の接種が残っている。
来月も同じように、接種騒ぎするのかしらね〜?
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今日は学校でクリスマスパーティ
投稿者: ゆたママ 投稿日時: 2004年12月17日(金) 10:16今日は今年最後の学校の授業の日なので、ぴかその学校ではどこもクリスマスパーティを行っていたようだ。ぴかそのクラスでも午後、1時30分から、パーティをするので、来てください、と招待された。アメリカのパーティを一度体験してみたかったので、さっそく出かけてきた。
まず、先生が焼いたジンジャーブレッドクッキーにチョコクリームやチーズクリームを塗って、カラーキャンディー(m&mみたいなミニチョコ)でデコレートしてそれを食べたり持ち帰ったりした。
ぴかそは、初めは、チョコばかり食べていて、デコレートするなんて考えもつかなかったけど、周りの友達の様子をみて、チョコは飾り付けるもの、、と理解したようで、さっそくデコレートを始めた。
そして、先生からたくさんのプレゼントをもらったぴかそ。
他のお友達は、もらった瞬間にすぐにパッケージを開けては中身を楽しんでいたけど、ぴかそはなかなか自分のを開けようとしない。家まで、開けないで、大事にとって置きたかったのだろう。そして、一通り、友達のプレゼントをチェックを終えたあと、先生に、ぴかそからプレゼントを渡した。
何がいいか、すごく悩んだけど、ゆたママがクッキーを焼いて(全部で10セット作らなくてはならなかったので、一人当たりの数が少なくなってしまった。。)、日本の味を生かすために、折り紙で、サンタクロース、ツリー、トナカイ、星を折って、ツリーにシールを貼付ける作業はぴかそに手伝ってもらった。
そして、先生にプレゼントとして渡したら、すごく喜んでいた。たぶん、ぴかそが何かを作って、先生にプレゼントしたのは、これが初めてなんじゃないかな?
しかし、このイベントをもっと早くしっていたら、もっと前から準備してたのだけど、これを知ったのが、今週の初めだったため、今日まで、めちゃくちゃ忙しかった。。
でも、とりあえず、無事パーティも終えたことで、ホッとできた。
なんてったって、おととい、レストランで騒ぎを起こしたばかりだ。
今日もジュースとか出て、せっかくのパーティをぶちこわし、、なんてことになったら、他の親御さんにも申し訳ないもの。
そして、家に帰ったぴかそ、待ってました!といわんばかりに全てのプレゼントを開けて、ご満悦の様子。
あとから、帰ってきたましんに全てオモチャを取り上げられてしまったけど、とにかく、今日は、お利口なぴかそでありました。。
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スケートまではよかったのもの。。
投稿者: ゆたママ 投稿日時: 2004年12月14日(火) 22:36今日は、ぴかそのクラスで、課外学習でスケートへ行ってきた。
初めての参加となるぴかそ、先生に、スケートよりも、むしろその後のレストランでのぴかそのパニックが心配だ、、と言う事で、スケートからゆたママに付き添ってほしいと言われた。
そして、もし、レストランでパニックになりそうになったら、帰ってほしいと言われた。
ま、先生も教室から出るわけだから、付きそいも必要なのはわかっていた。
そして、朝は、とりあえず、バスで学校へ向かい、11時にスケートリンクで子供達を連れた先生達と待ち合わせをした。
しかし、初めて行く場所なので、どこにスケートリンクがあるのかわからない。
デパートの中の一角にあるはずなのにどうしても見つからない。
もうすぐ11時だっていうのに〜!
そして、カスタマーサービスのスタッフにスケートリンクの場所を聞いて、なんとかたどり着いた。すでにこの時点で疲れていたゆたママ。
すると、先生達も、ほぼ同時に到着したようで、車から降りてくるなり、ぴかその騒がしい声が!
他の子供達は、みんなおとなしく先生に従っているのに、あぁ、ぴかそったら。。
パニックじゃないから、ま、いいいか。。
そして、いざ、スケートリンク内へ!
中は冷房がガンガン効いていて、ダウン着ていてもじっとしてると底冷えする寒さだ。
でも、そんな中でも、とりあえず、ぴかそは、てすりに捕まりながらも、アイスの上を歩いていた。
先生からは、「キュート!キュート!!」と褒められて、2週間前に特訓?した甲斐があったわ(^ ^)とちょっと喜んでみたり。
そして、一人で滑れない子のために、ゴミ箱?みたいなプラスチックの丸い箱をいくつか重ねた、支えを使っていたけど、その子達は、今回が2回目だという。ちょっとぴかそのほうが、上達してる?と得意げになってしまった。
そして、先生(あの、伊藤みどりから指導を受けていた、、と彼女は言っていた!)は、スケートが好きなだけあって、子供に教えるのがとても上手だ。
先生に手ほどきをうける、ぴかそ。もっと上手になってね!
そして、1時間ほど滑ったあと、お待ちかねのレストランへ向かった。
たくさん動いたので、ぴかそもきっとお腹がすいているはず。だから、パニックになる前に、食べてくれるだろう、、と思ったのだが!その考えはとっても甘かった。この後、さらにゆたママを疲れさせる事件が起きてしまった!
入ったレストランでは、セルフサービスで自分の好きなものを取って、最後に会計をするというシステムだったため、先生がまず、子供の分をとって、会計を済ませたあと、ゆたママが会計をして、席に着こうとしたとき、ぴかそにいきなりスイッチが入ってしまったようだ。
先生の話によると、テーブルにあったコップの水を隣の友達の席に投げつけ、騒ぎを起こした。すると、水をかけられた子供達がギャー!と騒いだ。それを聴いてさらにエスカレートしてしまったぴかそは、せっかくトレーに盛りつけてあった料理をトレーごとまた、隣の席に投げつけた、、という。
ゆたママが席に戻った時、床はスパゲティや、ライスでグチャグチャ。。果てには、別の隣にいた、親子3人組にまで、「せっかくのランチタイムがだいなしよ!何なのこの子は!?」と怒り爆発!
そして、先生4人が、そのお母さんに向かって「この子は自閉症で、脳の障害でこうなってしまったの。あなただって自閉症くらいわかるでしょ?」と言い争っていた。あの母親も、自閉症という言葉はわかっていても、こんな目に遭わされると、やっぱり、怒りを抑えられないのだろう。怒りをあらわにして、その親子はゆたママたちが視界に入らなくくらい、遠くの席に消えてしまった。あの母親の気持ちはよーくわかる。私もそうだもの。。
あぁ、パニックにはならなくても、なんで、こんな変なスイッチが入っちゃったんだろう??
すごく泣きたくなって、でもとりあえず、「アイムソーリー、アイムソーリー。。」としか言葉が出てこなかった。。
それよりも、先生が本気で、ぴかそのために、戦ってくださったことが何よりもうれしかった。
でも、水をかけられた、女の子は「ぴかそ!ノー!!」と怒っていたけど。。。
その後、味のしない料理を詰め込むようにして、ぴかそを連れて帰ったけど、二度と、あのレストランへ行けない、、と思ってしまった。
スケートまではよかったのに、レストランであんなことになるなんて。。
次の課外学習では、レストランに連れて行ってもらえなくなっちゃうよ〜。。
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僕のページも。。
投稿者: ゆたママ 投稿日時: 2004年12月13日(月) 02:44今日も学校から帰ってきては、お絵描きに没頭するぴかそ。
そして、最近、とても忙しくて、なかなか、HPの更新もままならず、さらに、ぴかそのページも更新が止まったままだ。
それを知ってか知らずか?ぴかそがこんなパーツを描いては、「写真、写真!=ママ、自分のページばかり更新してないで、僕だって新作を描いているんだから、ちゃんと更新してよ(- -;」といわんばかりにカメラに作品を収めろ、、と要求してきた。
はいはい、わかりましたよ。暇になったら、ためておいた作品をupしようと思ったのに。ごめんね〜。クリスマス前だからとっても忙しかったのよ。
だから、とりあえず、今日の作品はここで、みんなに紹介しておくから、許してよ、ぴかそ〜!(^λ^)。
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先生を連れて来たよ〜!
投稿者: ゆたママ 投稿日時: 2004年12月9日(木) 22:31金曜日は、学校が終わったら、スクールバスに乗らずに、先生が自宅に帰る途中にゆたママの住むアパートがあるので、ぴかそを先生が家の前まで送ってくださることになっている。
そして、今日は金曜日。そろそろ、ぴかそが着くころ、、と思ってロビーに向かおうとしたら、なんだか、やけに玄関の前が騒がしい。そして、聞こえるはずもない、ぴかその声までしてくる。。まさか、先生とここまで来る訳がない、、と思っていたのだ。なぜなら、まず、エントランスに入るには、オートロックなので、暗証番号が必要。当然、ぴかそがその番号を知るはずもない。そして、うまく入れても、エレベーターに乗って行かなければならない。目的の階数に着けば、その先は知ってるから大丈夫だと思うけど、エレベーターからだって、ほぼ一番奥にあるゆたままの部屋。ここまで来るのは、無理に近いものがあるからだ。。
どうやって先生を連れてくることができるのか?と思った瞬間、玄関のドアをノックする音が!
開けてみると、やはり、ぴかそと先生が外で待っていた!
びっくりして、なんと言えばいいのか?とあっけにとられていたのだけど、なんとなく先生が言うには「ぴかそがここまで案内してくれたの!」だって。。。
あぁ〜、とってもびっくりしたよ。だっていきなり先生を連れてくるんだもの。
せっかくだから先生にあがってもらいたかったけど、先生には一人娘(まだ小さい)がいて、車に残してきたから、本当は置いてきては行けないのに、ぴかそに強引に連れられてしまったので、仕方なく置いてきたのだろう。
先生は「すぐ帰るから。」と行って帰ってしまったけど、ありがとう、ありがとう!としか言えなかったゆたママ。
もし、今度いらしたらコーヒーくらい飲んでいって欲しいけど、それにしても、本当にびっくりの一日だった!
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