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ぴかそ

ボクはミュージシャン!

投稿者: ゆたママ 投稿日時: 2004年12月7日(火) 22:13

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先日、日本からの年間定期購読していた、子供向けの雑誌の付録にあった、クリスマスパーティー用のメガネとマイクとみられるものがあるのだけど、退屈だったぴかそが、そのメガネを見て、ゆたママに「作って!」と要求してきた。
ティガーの柄のメガネとマイクを作ってあげたら、さっそくマイクを手に持ち、唄い始めた。
その歌というのが、全部、英語(?)らしい発音で唄っていたので驚きだった!
日本の歌だって、最近は「ジングルベール、ジングルベール♪」なんて唄っていたのに、「特別なメガネ」と「特別なマイク」を使うと、唄う曲も変わってしまうのか?なんともおもしろいぴかそだこと!
それにしても、自然と英語が出て来るところが、さすが子供だよね。
ゆたママなんて、相手が外人と思わないと、英語話すモードになれないんだもの。
そして、そのマイク、その後、どうなったか?というと、たった1時間の寿命であったのだ。。しょせん紙のオモチャではあるけど、すぐにぴかそは飽きて、どうやら、足で踏んづけた痕跡が。。かわいそうなマイクちゃん。
来月号の付録は、お正月バージョンだ。今度はもうちょっと大事に遊んでよね〜!

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そんな物持って帰るの?!

投稿者: ゆたママ 投稿日時: 2004年12月7日(火) 14:21

今日は、早終わりの日なので、12時すぎにぴかそを迎えに教室へ向かった。
そして、まだ帰りたくない様子のぴかそだったけど、「帰るよ!」と何度もうながしたら、ようやく帰る気になって、上着を着始めた。
そして、なぜだか、教室の床に、テレビのケーブルが転がっていたのが、ぴかその目に飛び来んでしまったのか、帰るモードから、ケーブルで遊ぶモードに!
あぁ、やっと帰る気になったのに、、と憂鬱な気分になっていたら、先生が「家に持って帰っていいから。明日持ってくれば。。」と言いながらぴかそのバックパックにケーブルをおもむろに詰め込んでいた。え〜?いいよ、そんなの。なにも持ち帰らなくても。だいたいましんにそんなもの見つかったら壊されちゃうってば、、と心の中で叫びつつ、英語で言えないゆたママ。
とりあえず、ぎゅうぎゅうになったバックパックを満面の笑みを浮かべて背負うぴかそ。
一体、この先生とぴかそはどうなってるの?不思議でたまらないよ。
そして、家に着いて、一休みしたぴかそ、すぐにバックパックに入れて持って帰ったケーブルを思い出して、さっそく遊んでいたのだ。ま、ましんに見つからなければいっか!
家にだって同じケーブルがあるのに、普段は全然、気にしたことがないっていうのに、一体どうしちゃったの?そんなの持って帰って興味を示し始めたなんて。。

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いい感じだったのに。。

投稿者: ゆたママ 投稿日時: 2004年11月17日(水) 11:35

ゆたママ達が住んでいるアパートのオフィスには、スタッフが二人いる。
平日は、子持ちのママさんが取り仕切っていて、土日は、ご年配のオバちゃんが、取り仕切っている。
平日のスタッフは、わりと優しくて、入居した時から何かと迷惑をかけているにも関わらず、いつも親切に対応してくれている。
一方、土日のオバちゃんのほうは、ここに入居した当時に、レヴューにあまり愛想のよくない、、みたいな内容のカキコがあったのを読んでいたので、きっと気難しいオバちゃんに違いない、、と思い込んでいたのだ。
ある日、ましんのバスをロビーで待っていたら、そのオバちゃんが、ぴかその側にやって来て、「Hi!」と話しかけてくれたのだけど、ぴかそは返事もしないで、どこか違うところを見ていた。。
う、、やばい、オバちゃんに嫌われる?と思ったけど、勇気を振り絞って、「この子、自閉症なんです。コミュニケーションがうまく取れなくて。決して、あなたのこと、嫌いでいるわけじゃないの。」と話してみたら、「あら、そうなの。気にしないで。」と意外にも、優しく答えてくれた。
あまりにも情報に振り回されていたので、ちょっと驚きだったけど、その後、会うたびに、返事が返って来ないことも百も承知の上で、声をかけてくれる、実はとっても子供好きなオバちゃんであることが判明した。
なんだ、ちゃんと話せば、分かり合えるんじゃない〜!と思っていたのもつかの間、今日のぴかそは、このオバちゃんをちょっとご機嫌斜めにさせてしまったのだ。
それは、学校から帰ってきたバスで、降りる時に、口の中に紙切れみたいなのを含んでいたので、出させようとしたら、パニくりそうだったので、バスのオバちゃんに嫌われないうちに、引きはがしてバスから降ろしたら、アパートの入り口のそばにあった花壇の中に入り込み、奇麗に植えてある花を足で踏み倒してしまったのだ。。
その早さと言ったら、あっと言う間の出来事だったので、こちらも抑えようがなかったのだ。
いくらパニックだからって、そんなことをするなんて。。と思ってたら、その仲良くなりはじめたオバちゃんに、その現場を見られてしまい、とてもいや〜な顔をされてしまった(T T)。
そりゃ、そうよね〜。アパートの顔(?)ともいうべき花壇がぐちゃぐちゃにされたんだもの。管理するほうも大変だよね。。
必死に「彼は今、パニックを起こしてしまって、手がつけられないの。花をダメにしてしまってごめんなさい。。」とすぐにオバちゃんに謝ったけど、怒ったまま、どこかへ行ってしまった。
せっかく、いい感じになってきたのに、また、嫌われてしまったよ、ぴかそ。。。
自閉症って言葉を知っていても、なかなか、理解されてないんだなぁ、、と実感してしまった。
また、会ったら、前のように声をかけてくれるかなぁ??

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恥ずかしいからヤメて〜!

投稿者: ゆたママ 投稿日時: 2004年11月16日(火) 03:04

自閉症の人は、言葉がしゃべれても、うまくコミュニケーションが取りにくい、、のが最大の特徴だ。
そして、子供に限らず、突然、場にそぐわない、単語をベラベラ並べてしゃべったりするものだ。
ぴかそもまた、そういった特徴を持っている。
最近のぴかそは、学校の先生の都合で、週に2度、午前中で終わるので、遅く帰ってくるぴかそのバスをゆたママと一緒に、アパートのロビーで待つようになった。
そして、今日も、いつものように、ましんのバスを待っていた。
ちょうどその時間は、日本人の郵便配達のオジさんが居て、いつも邪魔しないか、ハラハラだ。
さらに、エレベーターで下りて来た、小学生のお子さんを持つ日本人親子に出くわした。その他には、オフィスに外人のスタッフがいた。
はっきり言って、外国で、しかも、このせまいアパートの空間内で、これほどの日本人の人口密度が多かったのはきっとこれが、最初で最後の事だと思うけど、事件は起こった!
突然、ぴかそが「おしり!おしり!!臭い!!」
ちょっと〜、何言ってるの?突然。。まるで、ゆたママのお尻が臭いみたいに思われるじゃない?
しかも、オフィスのスタッフ以外はみんな日本語を理解できる人たちばかり。。まだ、日系マーケットなら、二度と会わない人だから、、と気楽にいられるけど、ここのアパートの住人だってことは、この場に居た人なら、理解されてしまっている。
あぁ、恥ずかしいから大声で騒ぐのはヤメて〜!
そういえば、昔、とある雑誌に「普段から便秘に悩むお母さんが、4歳くらいの子(健常児だけど)を連れてデパートのトイレに一緒に入って、久々に大きいのが出たら、子供がそれを見て、『ママ〜、う○ちが出て良かったね〜!』と大声で言われて恥ずかしい思いをしたことがある」という記事を読んだことがあったのだけど、そんなのはうちには関係ない〜、なんて思ってたけど、こんな時にそれに似た、恥ずかしい思いをするなんてね。。
しかし、郵便配達のオジさんはましんやぴかそが普通ではないことに気がついているとしても、あの日本人親子は知らないのだから、なんて思われているのだろう?
それにしても、恥ずかしかったわ〜(> <)!

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先生に操られるぴかそ

投稿者: ゆたママ 投稿日時: 2004年11月8日(月) 02:42

ぴかそが、学校で、担任の先生以外に懐かないと困る(実際、スピーチセラピストの先生に懐いてないのだ。。)ので、週に2度ほど、短い時間ではあるけど、別の補助の先生に付いてもらって勉強をしている。担任の先生だって、ぴかその面倒ばかりはみていられないし。
ということで、今日は、その補助の先生がいるので、さっそくどんな指導をしてるのか見学に行ってみた。
彼は、一般的なアメリカ人的な体型をしていて、背は大きく、体もデカい!
ぴかそが数字を数える勉強やアルファベットを書く勉強をしてるのだけど、その後ろで様子を観ているのだ。
ぴかそは初めは集中して数字を数えたりするのだけど、数分すると自分のやりたいことに走ってしまいがちだ。
すると、先生は「勉強しなさい」みたいな感じでぴかそに接するのだけど、ぴかそも全て英語で、命令されて、相当ストレスがたまっているようだった。
しまいには、もうやりたくない!って感じでパニックを起こすのだけど、先生はなんていっても体がでかい。とてもぴかそが太刀打ちできるような相手ではない。
パニックになって暴れるぴかそを軽々と持ち上げてイスに座らせる先生。お見事!
ゆたママじゃとうてい出来ませんわ、そんなマネ。
そして、何度かパニックを起こしても、簡単にぴかそをイスに座らせることと、、落ち着かせるのが上手な彼。
家でもなんとか、暴れるぴかそをうまく操れるようになりたいので、ノウハウを頭に叩き込むようにしてじっくり見学してきた。
しかし、どうも、補助の先生と担任の先生のやり方に違いがあるようで、二人が言い争いをしてるのは、英語の理解できないゆたママでさえもわかってしまった。
せっかく、ぴかそに補助を付けてくれてるのだから、うまくやって欲しいよ、先生方。。
きっとぴかそにもその雰囲気伝わってしまうようで、ちょっと怖いわ。
それにしても、補助の先生みたいな人が家でも、ぴかそを観てくれるとありがたいわ、、なんて夢みたいなことを言ってみたりして。。

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カミナリ、ピカ!!

投稿者: ゆたママ 投稿日時: 2004年11月2日(火) 23:35

今日は、朝から曇り空で、天気予報では雨が降る、、とあった。
でも、昼間は少しだけ、晴れ間ものぞき、お洗濯ものも、少しは乾くね〜、なんて思っていたら、夕方に突然の雨。
それでも、降り出しの頃は、それほど激しくなく、いつもの雨かぁ〜、なんて思っていたら、北の空が、真っ暗な雨雲に覆われていて、ぴかそがそれを見て「カミナリ!カミナリ!!」と騒いで(というか、嬉しそうに見えた)いたので、「違うよ、あれは雨雲!」と教えて、夕飯の支度にとりかかった。
すでに、雨は激しく降り出していて、にわか雨だ、、なんて思っていたら、突然稲光が!
そして、真上に雲があったようで、その直後に「ゴロゴロ」と鳴り響いたのだ。
へぇ〜、こんな西海岸でも、雷雲が発生するんだ〜、と驚きながらも、停電したら困る、ご飯のしたくができない、、などと心配してみたりした。
カミナリなんて、そういえば、今年、遭遇してないなぁ、、なんて懐かしくなったりして。
それからしばらくは稲光とカミナリの音が続いたけど、ぴかそは、こんな嵐になると予想してたとしたら、すごいかも?
その後、こちらの地方新聞で、今日のカミナリの模様が出ていたけど、この時期に雷雨になったのは、季節外れで、珍しく、しかも、ほんのごく限られた地域でしかならなかったらしい。そういえば、すっかり街路樹は秋の様相で、紅葉なんかもしてるっていうのに。
そして、その後、ぴかそはしきりにカミナリの絵(よくある、雷雲の上に乗って鬼が太鼓背負ってる絵!)を描いていた。今日の出来事を絵にして残しておきたかったのだろう?
まぁ、しばらくは、こんな嵐もおこらないだろうから、記念にとっておこうかしら?

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今度はバスの中でパニックに!

投稿者: ゆたママ 投稿日時: 2004年10月28日(木) 07:10

今日は、ぴかそのクラスで、ファーストフードへお昼を食べる日だった。
前日、先生から、「行く予定のお店の写真を見せてあげてください」と言われていたので、朝、バスに乗る前に、「今日は、ここのハンバーグ屋さんでハンバーグを食べるんだよ」と見せていた。
この時点では、それが、ぴかそのパニックの原因になろうとは思っていなかった。
そして、バスがいつものように来て、送り出し、パパのお弁当を作っていると、バスの運転手のオバちゃんから電話がかかってきた。
「ぴかそがバスを降りてくれないので、今から、家の前に行くから、降ろしてちょうだい」と。
今まで、オバちゃんに反抗的な態度をとっていたことはあったけど、バスから降りられないことがなかったので、今回は一体、何が起こったっていうの?と不思議でたまらなかった。
今朝だって、バスに乗り込む時に、オバちゃんに抱きついて甘えてたじゃない?
そして、バスがやってきて、降ろそうとしたら、ぴかその座席の周りがツバを吐いた跡があって、汚れていた。
なんとなく嫌な予感はしてたけど、後で先生から聞いた話だけど、バスのオバちゃんにツバを吐いていたらしい。お世話になっているのに、なんて事を!
そして、なかなか降りようとしないけど、どうにか座席から暴れるぴかそをはがし降ろして、周りを見ると、なんと、他のお子さんも、ぴかそのパニックの巻き添えを喰らっていたのだ。
なんてこった!
ぴかそだけがこのバスに乗っていたのかと思ったら、ぴかそを降ろせなかったから、他のお子さんも降ろしてなかったらしい。
これにはさすがに、悲しくなってしまい、バスのオバちゃんに何度も謝ったけど、バスが去った後、とてつもなく悲しくなってしまい、涙があふれてしまった。。
なんで、こんなに迷惑ばかりかけるの?ママにだったらいくらでもいいけど、お友達には関係ないじゃない。。
で、今日は学校に行くのをやめようか、、と悩んだけど、いつもの学校の始まる時間より1時間ほど遅れて、ぴかそを連れて学校へ向かった。
そして、先生に遅れた事情を話した後、「今日、ぴかそは、ファーストフードに行けますか?」と聞いたら、「良いわよ」と言ってくださった。「他のお子さんに迷惑をかけてしまって。。」と話したら、またまた涙が。。先生も「泣かないで。。バスのお友達もみんな同じだから。」と言ってくださった。
朝、バスから降りられなかったのは、写真を見せたのが、バスに乗る前だったので、きっと、バスでそのままファ−ストフードのお店に行ける、、とぴかそが思い込んだようで、でも、着いた場所が学校だったので、期待が裏切られた、、のではないか?と思った。
それにしても、学校で、写真を見せれば良かったのかな?と反省。
あぁ、またバスのオバちゃんに嫌われてしまったわ。。
帰りは、朝、あんなことがあったから、バスに乗せずに、先生が「家路の通り道だから、、」と言って、ぴかそを家まで送ってくださった。
本当にありがたいけど、また癖になったらどうしよう。。
そして、ファーストフードではパニックを起こさずに過ごせたらしい。
ぴかそ、今度は写真の見せるタイミング、気をつけるから、バスのオバちゃんに失礼な態度はとっちゃダメだよ。。

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