前からずっと気になっていたぴかその奥歯の茶色の汚れ、もしや虫歯?と心配だったので、自閉症児でも診てくれる、、という小児歯科へ連れて行った。
そういえば、こっちに来る前に最後に検診してもらっったのが、5月の終わり。
それ以来、歯が生え変わる様子もなく、また、学校では、勉強ができたご褒美にm&mのチョコやら、スナックやらを絶えず食べ続けていたので、そろそろ虫歯が気になっていたのだ。
いくらブラッシングしても奥歯の茶色いくすみが取れないので、今まで、虫歯知らずのぴかそももはや虫歯に侵されてしまったか?と思ってしまったのだ。
そして、2週間前に予約を入れて、どうにか今日、診てもらうことができた。
受付で待っていると、なんと、歯医者なのに、コーヒーが置いてあって、たぶん、子供の付き添いに来た親のためだとは思うけど、日本じゃないよね?とちょっと驚いていた。
さらに、予約を入れる時に、ぴかそが自閉症であることも伝えてあったので、助手のお姉さんに「スペシャルルームに案内するね〜。テレビがあるのよ〜!」だって。案内されたスペシャルルームまでの通り道のいろんな設備を見てみると、とても歯医者とは思えない、家具などがあって、まるでホテルにいるみたいな感じさえした。
テレビって言えば、日本にもよくある、子供美容室みたいな、据え置きタイプのテレビがあるのか、、と思ってたら、テレビはどこにもない!一体どこにあるんじゃ〜?と疑問に思ってイスにぴかそを座らせて、「ゴローンして!」とイスの背もたれを倒して天井を見上げるとなんと、天井の中にテレビ画面が下を向いた状態で設置されていた!
なるほどね〜。普通にテレビ置いたんじゃ、確かに、子供の気を紛らわすことなんてできないものね。
ここの施設ってすごいわ!と感心する間もなく、パニックをおこさないほどでなくても、なかなか口を開けてドクターに見せてあげようとしないぴかそ。
物腰の柔らかいドクターもこれじゃ、埒があかん、、と思ったのか、レントゲン写真を撮ることに。
それでも、非協力的なぴかそは、先生もどうにもお手上げ状態だったらしく、今日のところは診察もできないので、麻酔を使って、診察しないと彼の場合はやっていけない、と言われた。
え〜?今日なんて、極上のできばえのおとなしさだったのにぃ〜??って感じだったけど、きっとここに来る自閉症の患者は、聞き分けの良い、おこちゃま達しかこないのだろう。。
じゃ、麻酔を打てば?と思ったら、なんとそのドクターは「麻酔科医はここにいないから、そのドクターと都合を合わせてまた予約を入れるように。。」と言われた。
え〜??日本じゃ、一人の先生が麻酔から、抜歯、または処置などを全部こなしてた、、というのに、完全に分業しているのね。それにしてもここに麻酔科のドクターがいないとは。。
日本でも医薬分業が進んでいることはもう、当たり前のことになってきているけど、アメリカはもっとすごいのね〜!とまたまたカルチャーショックを受けてしまった。
それにしても、この麻酔科医を呼ぶのに一回あたり、$600かかるらしい。
それも、保険会社に問い合わせると、治療にかかる費用は保険でカバーできるけど、患者が自閉症だからといって麻酔科医を呼ぶ費用は全くカバーされない、、とのこと。
それにしても、ぴかそには、もし、ここの歯医者で治療を受けるとしたら、毎回、麻酔科医が必要になるのは目に見えてる。
それに、まだまだ歯の生え変わりの時期でもあるわけだし。。ってことで、今回の歯の検診も一度、清算するとして。。
それに、よく考えてみたら、日本に居たときに、奥歯は全部シーラントの処置をしたのだから、そんな簡単に虫歯になるはずもない、、と信じたい。
それにしても、自閉症っていうだけで、なんでこんなに歯医者を選ぶことや、関わるスタッフにまで、頭を悩ますなんて、、思いも寄らなかったわ。。
アメリカ
完全なる医・医分業、そして超豪華な設備には驚きだわ!
投稿者: ゆたママ 投稿日時: 2004年12月1日(水) 01:26- ゆたママさんのブログ
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本当は自慢したかった?
投稿者: ゆたママ 投稿日時: 2004年11月19日(金) 12:15今日も、ぴかその学校の先生から「ましんを私のクルマに乗せてあなたの家に向かうから。」と電話があった。
また、ぴかそはパニクって、帰りのバスに乗れなかったの〜?今日は何があったっていうの〜??とブルーな気分で、先生が来るのをまっていた。
でも、いつもなら、パニックを起こしたとか、暴れてバスに乗れなかったとか、そういった時は必ず、先生がパパに電話して(ゆたママはまだ、英語を理解できないから。。)パパから電話をもらう、、という流れで対処してきたけど、今日は、先生がダイレクトにゆたママに電話してくるなんて、パパに電話する時間もないほど、ぴかそのパニックは激しいのかなぁ?と心配してた、、けど、それにしては先生の声が少し明るい感じ。
ま、とりあえず、15分後には来るっていうから、ロビーで待っていよう。。
15分経ったけど、いつもの先生のベージュ色のクルマが来ない。。
その代わりに、白の新しいクルマが玄関の前に停まった。
違うクルマだったので、先生のクルマ、、だとは思わなかったけど、どうも降りてくるのがぴかそと先生だ。
え?先生、クルマを新車に乗り換えたの〜?
慌てて先生のクルマにぴかそを引き取りに行って、「新しいクルマにしたんですね!とっても素敵!」と褒めたら、先生はしきりに「New Car! New Car!」を連呼していた。
で、「バスに乗れなかったのは、パニックを起こしたからですか?」と聞いたら、「違うのよ〜、プレイグランドで遊んでいたら、バスに乗り遅れちゃって〜!」だって。。そんなぁ、先生、電話したときは、まだバス、発車してないかったんじゃないですかぁ?とツッコミを入れたかったけど(っていうか英語で何て言ってよいやら?)、バスに乗り遅れたっていうのは、本当は新車をゆたママに披露したかったっていうだけの口実じゃないの〜?と思ってしまった。
でも、新車にぴかそなんか、乗せて、車内を汚されてないか、心配〜!
それにしても、先生もお茶目なところがあるのね〜。
なんだか、ちょっと先生がかわいく思えた瞬間だった!
もちろん、ぴかそを送っていただいて、とても感謝してますよ〜(^ ^)。
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クリスマスの準備は一日にして成る?!
投稿者: ゆたママ 投稿日時: 2004年10月31日(日) 23:18今日は、ぴかその学校のある学区は、先生達の勉強会?のため、一日お休みだ。
ぴかそ一人くらいなら、デパートでの買い物もそれほど苦ではないので、ぴかそ達の冬物のジャンパーを買いに出かけた。
そして、デパートに入ってすぐに目の前に広がった光景。。キラキラと輝くたくさんの物体!
それは、たまたまクリスマスのオーナメント売り場だったからかもしれないが、広い売り場いっぱいに、たくさんのきらびやかなツリーとその飾りがデモンストレーションされていた。
思わず、「うわ〜!奇麗!!ぴかそ、見てよ〜、こんなにたくさんのクリスマスツリーだよ!」と声をかけたら、「真っ赤なお鼻の〜、トナカイさんが〜♪」と鼻歌をうたいだしたぴかそ。
雰囲気で、クリスマスによくかかっていた歌を思い出したのだろう。
あまりにも奇麗だったので、デジカメを持ってこなかったのが悔やまれる。。
それにしても、すごいのは、つい、昨日まであんなに街中でハロウィン、ハロウィンと大騒ぎをしてた、、というのに、たった一日で、しかも、開店して間もない10時すぎくらいで、こんなにたくさんの飾り付けがなされてるなんて、驚きだ!
だって、ほんの一週間前は、こんな飾り付けなんてどこにもなかったもの。
日本でも年末になると、クリスマスやら、お正月やら、とイベントが続いて、それなりにお店の飾り付けなんかも大変なんだろうけど、それは、日にちがないから。
しかし、まだ、クリスマスまで1ヶ月半は余裕であるっていうのに、これほどにまで盛り上がるとは。。
その前に、サンクスギビングデイだってあるのにねぇ。。
しかし、この飾り付け、一日でやったとすれば、スタッフは徹夜で行ったのかしら??
ハロウィンで、学習したこと、それは、良い飾り付けや、グッズは直前になってから準備したのでは、入手困難であること。だから、今、まだまだ余裕のある時に、お気に入りのグッズがあれば、物色して手に入れておかないと、本番では悲しい目に遭う、、ということなので、チラシにたくさん入ってくる情報を頼りに、クリスマスグッズを手にいれなきゃ!
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サマータイム終了?
投稿者: ゆたママ 投稿日時: 2004年10月24日(日) 02:31朝、7時に起きたら、ケーブルテレビの時計が一時間遅くなっていることに気がついた。
あれ?サマータイムって昨日までだったっけ??
でも、いろんなガイドブックやウェブサイトで見てみると、アメリカ西海岸では、サマータイム終了は10月の最終日曜日、午前2時に自動的に時間が変わる、、とあったけど、まだ、日曜日は来週もあるのに??と不思議でたまらなかった。
日本から持って来た時計は自分で時間を変更しないといけないのだけど、アメリカ製の時計は日付をセットしておけば自動的に切り替わる、、というのだけど、ケーブルテレビ以外の時計は日本から持ってきた時計と同じ時刻を指している。パソコンに表示される時刻も日本の時計と同じ時刻だ。。
一体今は何時なの??
外に出て、街を歩けば気温と時刻が交互に表示される電光掲示板があるのだけど、今日はあいにく朝から雨が降ったり止んだり。それにこれと言って買うものもないし、時間を確認するだけなのに、外に出るのもなぁ〜。。
雨なのに、子供を連れ出すのもなんだし、、なんて考えていたけど、どうやら、ケーブルテレビの時刻だけが間違っているらしい。
それにしても、日本にはない、サマータイム、ここに住んでいる人の話によると、サマータイム終了した次の日は1時間、トクした気分になれるらしいけど、4月にやってくるサマータイム開始の日は朝、起きるのがしんどいらしい。
中には、ちょっとした時差ボケにも陥る人もいるらしいって話。。
そんな話を聞くと、毎朝子供のお弁当を作るゆたママにとっては、サマータイムの開始した2、3日はきっとツライのかもしれないなぁ〜。。
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アメリカのスーパーではこんなサービスもあるのです
投稿者: ゆたママ 投稿日時: 2004年10月13日(水) 11:52毎週、決まった曜日に新聞に折り込まれてくる、スーパー(食料品や、雑貨)のチラシ。
チラシといっても、こちらのは、日本にあるような一枚のチラシではなく、まるで新聞のような感じで最低でも6ページくらいはある、結構立派なものだ。
今回、とあるスーパーのチラシには驚いた!
このスーパー、カリフォルニア州ならどこでも見かけるごく普通のスーパーなのだけど、ファーマシーも入っていて、ドクターの処方箋をこのファーマシーに提出すれば、お買い物中にお薬が出来上がる、、という、結構便利なシステムがとられている。
これは、何もこのスーパーに限ったことではなくて、アメリカのスーパーでは、たいがい超高級マーケットでなければファーマシーが必ず入っていて、日本では考えられない便利なものだ。
話は元に戻すとして、驚いた事とは、今回のチラシに、今年の冬に備えて、インフルエンザの予防接種を行う、店名、日時などが細かくスケジュール表になって載っていたのだ。
日本じゃ、予防接種と言えば、普通、医者か、赤ちゃんに必要なものなら、保健所と決められているのだけど、ファーマシーがあるっていうだけで、こんな普通のスーパーでも接種できるなんてさすが、アメリカだわ〜!と感心してしまった。
でも。。。大々的に、スケジュール表なんか作ってるけど、今年も、ワクチンが足りないって、大騒ぎしてるんじゃなかったっけ?この国は。。
だって、州知事から、「今、元気な人はなるべく接種を受けないように。」とのお達しが出てるハズなんだけどなぁ。。
しかも、スケジュールに載ってるお店の数は相当なもの。
ざっと見ただけで、北カリフォルニア州はカバーしてる感じだもの。
それにしても、どこかのドクターがこのスーパーの中で待機して接種をするのかしら?
もし、近くのお店で行われるときがあれば、是非どんなものだか、見てみたいものだわ。。
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こんなの飼っていいの??
投稿者: ゆたママ 投稿日時: 2004年9月9日(木) 07:19今日、ぴかそのバスのお迎えのあと、エレベーターに乗ろうとしたら、降りてきた人たちがいた。
二人掛かりで、運び出される水槽。その中身とは。。
当然、ここはアパートなので、動物を飼うのは禁止なのだけど、熱帯魚とか金魚くらいなら、OKなんでしょう、常識的に考えて。。
しかし、その水槽の中には、なんと!!ヘビが(@ @)!!それほど大きくはないけど、一体どこの部屋から運び込まれたものなのか?
もし、同じフロアで、逃げ出したりした日には、どう責任を取ってくれるんだ?!と驚きと怒りでいっぱいだったけど、まぁ、ここから出て行く分には、いっこうにかまわない。
しかし、エレベーターのすぐ目の前には、管理人室があるのに、昼間から堂々とお引っ越しとは。。
ここのアパートはいろんな人種が住んでいるのは分かっているけど、ヘビまで飼っているファミリーがいたなんて。。
ってことは、まだ、ゆたママが知らないだけで、もっと他にも獣とかが潜んでたりするのかしら?このアパート。。おぉ〜、こわ!!
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学校説明会
投稿者: ゆたママ 投稿日時: 2004年9月8日(水) 05:40以前、このだいありーにも書いたけど、学校が始まる前に、オリエンテーションというものが、こちらには存在しない。
でも、学校が始まって、先生から、クラスごとに教室での説明会が、今夜あった。
日本だと、普通、授業参観が昼間にあってその後、会議があるのだけど、こちらでは、共働きの家庭が多いのか?夜7時からの会議がスタート、というのが、一般的らしい。
ゆたママ家では、ゆたママが英語がまったくダメなので、パパに、忙しいのに抜けてもらい、学校に来てもらって、先生からの説明を聞いてもらうことにした。
本当はゆたママも同席したかったけど、ましん達を預けられる人なんていないし、教室にいられないので、外のプレイグランドで時間をつぶすことに。
学校は5歳〜12歳までのクラスがあって、一同に集まって会議をしてるので、プレイグランドも、とにかくたくさんの子供とその親(何しに来たの?)が集まっていて、でもアメリカらしく、いろんな人種を見ることができた。
しかし、日もとっぷり暮れて、街灯がないので、教室に戻ってみると、あまり、説明会らしいことは話していなくて、雑談をしてるよう。
まぁ、子供の数が6人で、そのうち親が来てるのが、4人だから、アットホームな感じなのは分かるけど。。
そして、ましんがどうやら、このクラスについていけないので、別の学校に通うことを強く勧められてしまった。
ぴかそは読み、書きができるので、レベル的に合っているのだろう。
まぁ、前々からこの一ヶ月、お試しスクールで、二人が合っていれば、そのまま、学校に居られるのだけど、合わなかったら、転校することになる、ということは言われてたことなんだけどね。
今まで、自分の都合(送迎のこと)で二人は一緒の学校がいい、と思ってたけど、やっぱり子供にとってどのコースが一番なのか?ってことを考えたら、別の学校に行くことも選択肢に入れることは大事なんだな、、と思うようになった。
まぁ、日本だと送迎(特にバスポイント)の問題なんかがあって、別の学校、、なんて考えにくかったけど、こちらは、スクールバスで送迎してくれるから、イベントさえ重ならなければ、二人にとってもいいのかもしれない。
実際、先生も、二人は別々にいたほうがいい、ともおっしゃってたし。
また、子供が混乱するので、家庭でも英語で指示するように言われた。。
トホホ。。。また、中学生の英語を勉強し直さなくちゃ、、だわ。
でも、危険なときとかとっさに出てしまうのはやっぱり日本語なんだよね。
だって、ずっと日本語で暮らしてきたんだから。
一応、英語も交えて指示はしてるつもりだけど、とにかく、褒め言葉、叱ることだけでも英語で始めないとね。。
今夜は、夜遅くまで学校で遊んだものだから、ましんとぴかそはとてもお疲れのようで、お風呂のあと、すぐに眠ってしまった。
明日、いつものように目覚めてくれるといいのだけどね。。
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